空腹時血糖値が150~160でビックリ-まずは糖質の多い食物を変える!

たまたま測定した空腹時の血糖値が150~160になって、慌てて対策を始めました。

元々、私は血糖値が高い体質で15年ぐらい前から血糖値は120台で、その当時から野菜・果物を増やすなどの対策を行ってきました。

その結果、体重を7kg減量して標準体重(65kg)を維持してきましたが、何故こんなに血糖値が高くなったのか?

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空腹時血糖値が高くなったと思われる生活環境

家内が重症の糖尿病でほぼ半年の入院となり朝食と昼食を自分で作ることになった。

もともと料理は殆ど家内任せであったので食事バランスが悪くなり、更に病院通いなどで運動量が大幅に減ってしまった。

空腹時血糖値が150~160になった主な原因

家内の退院後から自宅で血糖値の測定を開始したが、その2ケ月後に私も試しに測定してみた。

それが2019年11月1日、その時の空腹時血糖値が150~160、こんなに高いとはビックリ、もはや血糖値のみでは糖尿病になってしまったと思いました。

体重減(介護の疲れ・ストレス)のリカバリーに食べた物

家内は車いす生活で料理は作れず、その介護などのストレスで体重が2.5kg減りました。

しかも、私は腰部脊柱管狭窄症の持病があり、痩せると腰部の筋肉が減って足腰の痛みや痺れが出てくるので、痩せることを好ましく思っておらず、体重を増やすために「ご飯」やお菓子を増やして対処してきました。

ゴルフを辞めて運動不足になった

家内の介護のため30年間続けていたゴルフを辞めたので、大幅に運動量が減りました。

従来はほぼ毎日の素振り、週2回の練習でけっこう汗をかいていましたが、これを辞めたので汗の量も運動の量も大幅に減り、これも血糖値上昇の原因になったと思われます。

これらの背景から血糖値が上昇した主な原因として、

 ・ご飯を増やしたことによる食べる糖質が増えた
 ・介護による疲労とストレス
 ・ゴルフを辞めたことなどによる運動不足

を上げることができます。

自分で食事の準備をすることになり野菜・果物が減った

これまで家の食事は全て家内が作っていましたが、家内の入院後は自分で食事を作らねばならなくなって、野菜や果物の準備が面倒で従来の半分ぐらいの量に減りました。

これも血糖値を高める要因になったと思われます。

血糖値を下げる対策は糖質の多い物から変える

血糖値を下げるためには、まず食べる糖質量を減らすことであり、糖質の一番多い「ご飯」の対策を進めました。

ご飯を糖質の少ないパンに変える

従来は3食ご飯(1食120gで糖質は43g)を食べていましたが、ご飯を2食(1食100gに減らし糖質37g)にして、1食は低糖質のパン3枚(1枚の糖質6g)に変更しました。

従来のご飯の糖質量(1日分)=43g x 3食=129g

変更後の糖質量(1日分)=(37g x 2食) + (パン3枚 x 6g)=92g

1日あたりの糖質量減少=129g - 92g =37g

その他、間食も完全に辞めました。

便秘対策として飲んでいた100オレンジジュースを止める

慢性的な便秘体質の私は、幾つかの便秘解消策を用いていますが、その一つに100%オレンジジュース(コップに6割ぐらいしか入れないので糖質量:6g)を辞めることにしました。

空腹時血糖値は下がったのか?

では、以上の対策で血糖値はどうなったのか以下に記載します。

11月1日:150~160

【対策後】
11月4日:141

11月7日:141

11月9日:134

血糖値は確かに下がりましたが、空腹時血糖値の基準(70~109)を大幅に上回っており、糖尿病は確実と思いましたので、専門医の診察を受けることにしました。

糖尿病専門病院で初めての診察と指導

診察は家内がかかりつけ医として利用している近くのクリニックです。

診察前の検査は、血液及び尿検査、心電図、レントゲンを行い、栄養士の食事問診などがありました。

専門医の診断

まず検査結果を示して「糖尿病の初期段階」であり、食事と生活習慣の改善で治しましょうと言いました。

なお、薬の処方はありませんでした。

【検査結果(以下は基準値オーバー)】
空腹時血糖値:139
HbA1C:7.3
クレアチニン:1.12
総コレステロール:273

心電図&レントゲン:異常なし
膵臓のインスリン分泌能力:1.89・・・異常なし

ヘモグロビンa1c(HbA1c)の7.3は、糖尿病合併症に至る危険領域内であり、早急に改善が必要です。

幸いにもまだ合併症は出ていないので良かったですが。

なお、膵臓のインスリン分泌に異常が無いのは一安心ですが、血糖値が高い原因が特定できなかったのは残念です。

食事と生活習慣の主な改善指導

【食事指導】
主な改善指導を以下に示します。

 ・間食の禁止
 ・飲み物は「水・お茶・ブラックコーヒー」で、炭酸・栄養ドリンクは禁止
 ・三食きちんと摂って腹八分で抑える
 ・体重を無理に減らしたり、増やそうとしないように←体重安定が目標
 ・食べる順番を守る(野菜のおかず→他のおかず→ご飯)
 ・主食のご飯を1食150gを目安に食べる

上記の内、ご飯を1食150gにするについては、いま100gの1.5倍になるので理解が出来ず、実行をためらっています。

おそらく総カロリーの必要性からはじき出した量だと思うのですが、ご飯の糖質が1.5倍になるので、血糖値上昇に繋がらない懸念しており、理解するまで保留するつもりです。

生活指導

生活指導では「睡眠を充分に取る」ように言われ、睡眠不足気味を反省し早目の就寝と昼寝などを心がけたいと思っています。

まとめ

1.血糖値の自主測定で空腹時血糖値が「150~160」となった
2.食事等の改善で「134」まで下げた専門医の診察を受ける
3.診察結果で血糖値(139)、HbA1C「7.3」で糖尿病の初期と診断
4.食事及び生活指導により治そうと専門医の話があった

なお、食事の指導で「ご飯を1食150g」にするようにあったが、これは今までの1.5倍に当たるので理解が出来ず実行をためらっている。

今後の経過も記載していきます。

※その後、更に食事の工夫をしてついに糖尿病予備軍レベルまで血糖値を下げることが出来ました。

              ↓
 ・空腹時血糖値110台・hba1c 6.3達成!3食のカロリー配分法

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