大谷翔平の盗塁から学ぶ|限界を決めず走力を鍛える凄さ!

大リーグでホームラン量産中の大谷翔平選手から学ぶことは多数ありますが、二刀流をこなしながら盗塁を決める走力には驚きを禁じえません。

通常、投手が盗塁を行うのは殆ど見られませんが、大谷選手はエンゼルスでトップの盗塁数を成功させています。

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大谷翔平は限界を設けず二刀流で盗塁数18

通常、投手はケガ防止、疲れで投球に影響するなどの理由で殆ど盗塁はしません。

これは日本はもちろん世界の殆どで共通した認識であり、それゆえ投手は盗塁をするほどの走力を鍛えないので足も次第に遅くなっていきます。

しかし、大谷選手は現時点(8月20日時点)で18回盗塁を成功させチームでもトップ(リーグ4位)、その速さは大リーグでもトップクラスなのです。

なぜ大谷選手はこれほど速いのか、それは二刀流であり打者としても試合に出ること、投げている時に盗塁を決めて得点に繋がれば、自分の投球が楽になり勝ちにも繋がっていくとの考えからなのです。

正に彼が「自らに限界を設けず」、投手・打者・走者として最大限のパーフォーマンスを出すとの努力の結果なのです。

投手やホームラン打者で足の速い選手は殆どいない

前記で投手に足の速い選手は少ないと申し上げましたが、ホームラン打者も少ないです。

三冠王を取った野村克也、王貞治、落合博満選手などは足は速くはなかったです。

おそらく彼らには盗塁ができるほどの走力を身につけることは眼中には無かったと思います。

ところが大谷選手は違いました、たぶん二刀流を目指したころから投手・打者として最大限のパワーを出そうとして体を鍛えていったものと思います。

その中には走力もあり、投手としての下半身を鍛えるために欠かせない「走ること」を盗塁が出来るまでに引き上げるトレーニングにしたものと思います。

ここには大谷選手の独特のトレーニング法や筋力トレーニングがあったものと思います。

投手が下半身を鍛えるランニングと打者が盗塁をするための練習

通常、投手は下半身を鍛えるためランニングをしますが、それは比較的ゆっくりのスピードで長めの距離を走ります。

そして、盗塁が出来るほどの走力の強化は殆どやりませんし試合でも盗塁は殆ど行いません。

しかし、打者でも足の速い選手は盗塁をすべく走力を鍛え長く維持する努力をします。

でも元々足の遅い打者は、盗塁など初めから諦めて速くなろうとの努力はあまりしないものです。

ところが大谷選手は投手の下半身を鍛えることと、盗塁もできる走力を鍛えることを合体したトレーニング法を用いて努力してきた結果、リアル二刀流を行いながらその試合でも盗塁をするのです。

正に「自ら限界を設けないトレーニング」を続けているのには驚きです。

大谷選手は二刀流でほぼ2人分の働きをしているがトテーニングは2倍?

大谷選手の8月20日時点の成績は、投手では18試合に登板し8勝1敗、防御率2.79は充分1人分の働きをしています。

また打者ではホームラン40本(両リーグ1位)、打点87、打率0.269、これも充分1人分の成績を残しています。

単純に考えれば2人分の働き、二刀流が充分成功しているといえます。

この大谷の成績に対して「超人だ」、「信じられない」などと言う人がいますが、果たして大谷選手は2倍ぐらいトレーニングをしているのでしょうか?

私はそうではないと思うし、おそらく非常に工夫された合理的なトレーニングをしていると想像しています。

あの均整の取れた体から出る俊敏でパワー溢れた源は、誰もが知りたいと思いますよね。

概して均整の取れた体ではパワー不足と思われがちですが、大谷選手はその概念を打ち破ったのです。

この身体作り、トレーニング法は是非知りたいものです。

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