温州みかんの育て方は簡単|肥料もやらず剪定が適当でも収穫できる!

我が家には樹齢20年の温州ミカンが1本あるが、昨年の収穫は100個を少し超えるほどあって、過去最高を更新した。

温州ミカンは近畿地方から九州にかけて盛んに栽培されていますが、我が家は関東地域でも最北端になりミカンの栽培には、あまり適した地域ではありません。

しかも、隣の家との関係で陽当りの良い東側に植えましたが、それでも日照時間は午前11時半ごろにまでの僅かな時間しかなく、厳しい環境で育てています。

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温州みかんを育てるのは難しくない

温州みかんは上記のように陽当りが悪くても育ちますし、さらに無農薬栽培で虫の害もあって、一時は葉と枝が半分ぐらい枯れてしまい無収穫の年もありましたが、何とか生き延びて昨年は過去最高の大豊作になったのです。

でも、私がミカンの栽培において、高い栽培技術を持っているかというと決してそうではなく、20年も見守ってきた割には勉強もせず、ほとんど素人に近いレベルには変わりありません。

それは、現時点でも葉っぱや枝枯れがほぼ1/3近く有り改善できていないことや、1年置きの収穫(隔年収穫)から脱却できていないことからもわかります(汗)

これらから、温州ミカンは誰でも簡単に育てることは出来るけど、毎年ある程度の収穫量を確保するには知恵と技が必要だということがお分かりだと思います。

さて、今年(2018年)は大豊作の翌年なので、これまでの慣例では不作の年であり、1昨年の収穫ゼロに成りかねない平成30年ですが、これまでの無策を反省して改善の手を打とうかと考えています。

最近の温州みかん栽培の経緯

これまでの栽培は、肥料は一切与えず、剪定も摘果も適当にしていて、葉や枝枯れにも遭遇し、隔年収穫から抜け出せないのが実態でしたが、それでも約20年間生き延びたミカンなので愛着はあります。

2017年の剪定・摘果など

2月末ごろに剪定の実施
特に定めた選定法は無く、高い位置や横に伸びた枝葉を剪定した。

結果的には大豊作となったが、剪定が適正であったたというよりも、前年が収穫ゼロでこの年が豊作の年であることの影響が大きいと思っています。

6月~8月の摘果
実の付き状況を観察して、育ちの悪い実を見つけ次第摘果していったが、結果論として100個以上の収穫は多すぎたかな?、摘果をもっと行うべきだったかもしれないと思っています。

収穫が多すぎると翌年の出来具合に影響しそうだし、何しろ不作の年だから余計に影響を与えそうな気がしています。

12月の収穫と小鳥へのサービス

陽当りが悪く、ミカン栽培では最北端の地域なので収穫は12月と全国で最も遅いですが、過去最高の106個採れました。

間もなく年末、寒くなるので小鳥たちの食料として7個ほど枝に残したので、実際には113個です。

味は日当たり時間が少ないので酸味がやや多め、甘味は少々が通年ですが、この年のミカンは甘味が少し強くなり、私には美味しかったです。

私は健康のためミカンを食べるので、少々酸っぱくても平気ですが、家族は全く食べないので全て私が食べるようになります。(20個ぐらい孫の家に持って行きましたが・・・)

2018年の新たな取り組み

今年は毎年収穫への挑戦の年として、新たな剪定法の採用や肥料の施しも行う考えで進めます。

自信はまったく無し、されど挑戦することに楽しみ有りの心境なんですよ。

2018年2月剪定

小鳥の食べ物として枝に残した7個のミカンも、この頃にはすっかり食べられて、半分ぐらいに食いちぎられた皮だけが枝に残っています。

ちょうど小鳥が食べ終わった頃が剪定の時期で、今回はちょっと勉強をして、剪定のやり方を変えました。

新剪定法の採用
これまでは長くなった枝を適当に剪定していたのを「収穫出来た枝のみを剪定する」ことに変えました。

これは収穫できた枝には、翌年は実が付かないというミカン農家の知恵と、剪定もその枝を半分ぐらい切るのが良いとのことを知り、これを採用することにしたのです。

やり方としては、実の付いた枝に紐を巻いておき、剪定するときにそれが目印になるので間違うことはありません。

結果として113箇所(収穫106+小鳥7個)の枝の剪定を行いましたが、果たしてこれで隔年収穫から毎年収穫に改善できるかは、まったく自信はありません。

2018年4月肥料を施す

昨年100個以上の収穫が有った時もいっさい肥料はやらなかったが、毎年収穫するにはしっかり肥料を施すべきと思い、遅まきなが実行することにしました。

本来なら今年のために昨年収穫後に御礼の肥料を施すべきであったが、残念ながら手抜きをしてしまった。

4月8日、もう芽も出はじめ少し遅いかもしれないけど、鶏糞と化成肥料を根元近くに施し、今年の収穫を期待している。

2018年5月以降の作業予定

・後は摘果を多めにして今年は欲張らず、昨年の1/3でも収穫できれば良いとの考えです。
  ※昨年、実が成った枝の摘果を早めに行う

・新剪定法の効果の確認

まとめ

温州ミカンは誰でも簡単に育てられ健康にも良い食べ物なので、庭があれば1本は持ちたい果樹だと思います。

我が家にも適当に育てた1本があり、これまで100個を超える収穫がありますが、残念ながら隔年収穫から抜け出すことが出来ません。

これも今後の課題として勉強していこうと思っています。


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