【MLB】エンゼルス大谷翔平、オープン戦でメッタ打ちされ見えた課題

大リーグのエンジェルスに移籍した大谷翔平投手が、オープン戦に3回登板しメッタ打ちされているが、これはある程度予想されたことでもある。

その理由は、日本の試合でも155~160キロの速球(フォーシーム)をけっこう打たれていたので、日本人打者よりもずっと速く強いスイングをする大リーグの打者には、今の速球では打たれると大リーグ通は予想していたから。

だけど彼の潜在能力が高いのは誰もが知っている、ただ日本での投球パターンをそのまま大リーグで出すだけでは、打たれるし危ういなあと感じるオープン戦であったのも事実である。

まだ、ボールにも慣れていないし、課題が見つけられる良い期間、これからという期待もあるが、課題を探ってみたいと思う。

では、大リーグで投手が成功するには何が必要か、想像してみましょう。

大谷翔平投手の活躍を期待して

まずは、大リーグに挑戦した日本人投手で通用しなかった投手、活躍している投手、そしてゆかりのある選手の活躍状況をみてみよう。

日本人投手の大リーグ経験者&ゆかりのある投手の事例

元中日の川上憲伸投手
彼はカットボールを武器にした投手で、速球は145キロ程度、日本では毎年10勝以上挙げたが、大リーグではまったく通用しなかった。

原因は速球のキレと落ちるボールが無かったことだと思います。

元巨人の上原浩治投手
速球は140キロを超える程度だが大リーグの打者から空振りが取れて、スプリットと絶妙のコントロールを武器に活躍、1インニング1個以上の三振を取る投手である。

2013年のワールドシリーズでボストン・レッドソックスのストッパーとして大活躍、第6戦目の9回に登板し無安打無失点に押さえ優勝に導いた。

元楽天の田中将太投手
速球は150キロぐらいだが低めのコントロールがよく、彼もスプリットが得意でヤンキースのエースとして活躍中である。

元大リーグ投手のマーク・クルーン
160キロの速球を投げるが大リーグで通用せず日本の読売ジャイアンツに移籍、ストッパーとしてそこそこ活躍したが、変化球にはこれといった鋭いものは無く、コントロールも悪かった。

大リーグ経験の日本人投手の考察

上記から大リーグで投手として、活躍するかしないかを考察してみよう。

・速球155~160キロは武器にはなるが、強力な打者を抑えるのは難しい

・上原投手が140キロの速球で空振りを取るのは何故か?それを見極めれば活躍の糸口が見える

・落ちる変化球(スプリット、カーブなど)がないと良い成績は期待できない

・そしてコントロールはとても重要である

・大谷翔平は160キロの速球(フォーシーム)を投げるが、変化が少ない直線的なので、大リーガーに打たれやすい

オープン戦でメッタ打ちの理由とと課題

大谷の速球が打たれる理由は?

上原投手の140キロの速球が空振りを取れて、大谷の155-160キロの速球が打たれるのは何故か?

答えは簡単で上原の速球(フォーシーム)は回転数が多く(大リーグでもトップクラス)ボールがホップ(浮き上がる)するから、打ちにくいのである。

大谷が打たれるのは、球が速くても素直な真っ直ぐなのでボールに当てやすくよく飛ぶのである。

大リーグで大谷投手が大活躍するためのレベルアップとは

これまでの3回の登板でエンゼルスのコーチは気がついているはず、大谷は気づいているどうかは分からないが、何らかの軌道修正が必要だと思う。

・ボールの速さも大事だが、回転数を増やしホップする球を投げる

・ボールの握りを変えて変化する速球(ツーシーム)を投げる

・フォークボールの球数を増やす

・よりコントロールを良くする

一応、これくらい考えられるが、コントロールは天性の面もあり簡単ではなく、フォークボールの多投も大谷らしくないので、まずは回転数か、ツーシームのどちらかを修得すれば、打ち取れる確率は相当高くなるだろう。

その上で落ちる球である今のフォークーボールをより磨くこと、そして速球とのコンビネーション、コントロール当たりかな。

オープン戦で速球を狙い打たれているようだから、配球なども見直さないといけない、読まれているかもしれないし。

さいごに

次の登板(4試合目)があるとして、今度もノックアウトされたら日程な面も含め、契約通りにマイナースタートの可能性が高くなるだろう。

更に打者においても左のピッチャーがほとんど打てず打率も1割を切った成績、もう修正の時間もほとんどないし、いま期待できるのは慣れだけかもしれない。

果たして、大谷の挑戦は順風満帆になるのか、それとも波乱に満ちた出航になるのか、日本人が期待と不安で見守ている。

頑張れ、大谷翔平投手!

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