認知機能検査イラスト16枚の覚え方とコツ|高得点で一発合格する方法

75歳以上からの運転免許更新は、筆記試験「認知機能検査」と実技「高齢者講習」があり、試験はイラスト16枚を覚える「手がかり再生:パター4種類」が難しいので、事前に覚え方のコツを会得しておけば安心です。

私が独自で考案し2回100点満を取った方法、キッチンやリビングを利用するので簡単です。

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75歳からの運転免許更新の認知機能検査は36点以上で合格!(警視庁サイトより)

筆記試験の認知機能検査(約30分)は、2022年から16枚のイラスト(絵)を覚える「A:手がかり再生」と「B:時間の見当識」の二つになり、総合点が36点以上で合格となりました。(2025年も継続中)

総合点の計算(100点満点)=2.499×A+1.336×B

A 手がかり再生の点
B 時間の見当識の点

認知機能検査の採点方法

【A:手がかり再生の採点(最大32点)】
イラスト16枚の絵を覚える「手がかり再生」は、イラストが「戦いの武器 1枚」・「動物 1枚」・「鳥 1枚」・「昆虫 1枚」・「体の一部 1枚」などが合計16枚出題され、ヒント無しの自由回答とヒント有りの手がかり回答をする方式です。

そして採点は、次のようなっています。

ヒント無しで正解なら2点/1枚、この場合ヒント有りが正解でも配点は0

ヒント無しのみ正解2点/枚 (ヒント有りは不正解)

ヒント無しが不正解でヒント有りのみ正解の場合は1点/1枚

上記をベースに以下に例を示します。

【回答例と得点】
ヒント無し回答が5枚正解=5枚x2点=10点
上記以外のヒント有り回答の正解はゼロ枚=0点

手がかり再生(A)の計算式=10点+0点=10点

【B:時間の見当識の採点:最大15点】
時間の見当識は、年・月・日・曜日・今何時の5問を回答します。

時間の見当識の採点:年(5点)、月(4点)、日(3点)、曜日(2点)、今何時(1点)

【回答例と得点】
「今何時」を間違い他の4問は正解=5点+4点+3点+2点=14点

時間の見当識は簡単なので、殆どの方が満点に近い点数を獲得すると思います。

上記より認知機能検査の総合点は、

総合点 = 2.499×A(10点)+1.336×B(14点)=25点+19点=44点

総合点が44点で合格です。

従って「手がかり再生」のヒント無しで5枚確実に覚えておけば合格は間違いないと思いますが、試験当日に体調不良や焦りなどが起こる可能性もあります。

それ故、やはり余裕で合格するためには、16枚のイラストを覚えるコツを事前に会得しておいた方が安心して試験に臨めると思います。

認知機能検査の出題内容と回答用紙

認知機能検査の出題は前記でも記載しましたが、「手がかり再生」と「時間の見当識」で構成されています。

以下、どのような内容か記載していきます。

手順1.認知機能検査の「手がかり再生」イラスト16枚を覚える

認知機能検査の「手がかり再生」は、次のようにイラストを4枚づつ合計で16枚表示され、これをまず覚えておきます。

しかし、これを直ぐに書き出すことはせずに、其の間に別問題が出されます!

【別問題:採点は無く一種の空白時間】
その問題は数字表のある数字(例:1&4)をチェックすることですが、採点には関係ありません。

手順2.無ヒントでイラスト名を16枚書き出す

ここからがいよいよイラスト名を書き出す作業となりますが、「ヒント無し」で16枚の名称を以下の「回答用紙2」に書き出します。

認知機能検査 解答用紙2
これは覚え方のコツを会得していないとけっこう難しいですよ。

ここで5問以上ぐらいは自信を持って書き出せないと、ちょっと焦りが出るかもしれないですね。

手順3.ヒントに基づいてイラスト名を16枚書き出す

ここでは以下の「回答用紙3」のヒントに基づき16枚のイラスト名を書きます。

認知機能検査 解答用紙3
ヒントがあるのでヒント無しよりは数多く書けると思います。

では、安心して認知機能検査に臨めるためのイラスト16枚の覚え方とコツをご紹介しましょう。

認知機能検査イラスト16枚の覚え方とコツ

ポイントはイラストをヒント無しで最低5問は正解すること、しかし余裕で合格するためには大した苦労も無く10問以上正解する覚え方を以下に記載します。

それでは覚え方のコツですが、「回答用紙3」に記載されているヒントを全部記憶すれば、比較的簡単に覚えられるようになります。

イラストの出題分類とは

イラストは「回答用紙3」のヒントにあるような16の分類で出題されます。

従って、イラストはヒントに基づき「例えば戦いの武器:大砲」、「楽器:オルガン」のように、口ずさみ覚えると覚えやすいです。

しかし、その時点で16枚覚えても、無ヒントで16分類を引き出すのが難しいので、引き出し易くするための「まとめ分類」をすると容易になります。

イラストのまとめ分類の仕方の例

私の場合は、自宅の台所、居間などに置かれているものをイメージして16分類を覚え易くまとめました。

イラスト出題の分類例
イラストを覚え易くするためイメージしやすいように分類しました。

[無分類で5枚分]
戦いの武器、動物、鳥、昆虫、体の一部

これだけはイメージ無しで暗記が必要ですが、5分類なので簡単に暗記が出来ます。

※私は省略して武器・動物・鳥・昆虫・体と度々口ずさんでいるので忘れませんよ。

[台所で6枚分]
台所用品、野菜、果物、電気製品、文具、大工道具

私の家には台所に6分類の物があるので、そのイメージで覚えられます。

[居間で5枚分]
楽器、乗り物、家具、花、衣類

無分類では武器と動物類(人間も含め似たものを集めた)を入れ、台所には自分の家にあるものをイメージ、そして居間にも楽器(ピアノ)や乗り物(歩行機)などがあったので、イメージがとてもし易く、16種類が簡単に引き出せるようになりました。

※もし、台所や居間に無い物があれば、玩具など置いてイメージし易くします。

実際に受験した結果

私はこれまで2回受験しましたが、ヒント無し、ヒント有り共に16枚全てをスラスラと書き出すことが出来ました。

まとめ

1)認知機能検査の合格は、高配点のイラストを覚えることがポイントになる。
2)安心して試験に臨むためイラストをヒント無しで10枚以上(全部で16枚)覚えるコツを会得しておく。
3)イラストはヒントに基づきイメージすると覚えやすい。
4)イラストのヒント16種類は、いくつかにまとめ分類すると覚えやすい。
5)さらに自宅の台所、居間などをイメージするとより覚えやすくなる。
6)解答用紙への記入は「漢字」・「ひらがな」・「カタカナ」のどれでも良いが、
漢字は字画が多く時間がかかるのでひらがな又はカタカナで記入する。
7)実際の受験でこの方法を用いたところ16枚のイラスト全てをスラスラ書けました。

この方法で一発合格が出来るよう祈念しています。

【追記】
高得点で免許更新が出来ても、事故を起こしてしまったら免許停止にもなり兼ねませんので、絶対に事故を起こさないという信念のもとに安全運転を心掛ける必要があります。

私は幸いにも40年ほど事故を起こしていませんが、高齢になってからは運転する前に安全運転を念じるようになりました。

以下の記事が貴方の安全運転に役立てば幸いです、宜しかったどうぞ!

高齢者の運転事故の予防・防止について|心身を鍛える心構えの大切さ

車のブレーキとアクセルの踏み間違い|高齢者の一人としての自戒!

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