口角炎を繰り返す原因は?1ヶ月治らない時の対処法【事例】

口角炎が繰り返し出て困っている方、早く再発を防ぎたいですよね。

私も同じような時期がありました。この記事では、口角炎に悩む方に向けて、口角炎の原因について- 繰り返す症状の対策について記載していきます。

口角炎はつらい症状ですが、正しい対策を知ることで改善が期待できます。ぜひ参考にしてください。

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口角炎の症状と繰り返す原因

口角炎は、口の端が切れたり、赤い炎症になったりする病気で、痛みやかゆみを伴います。

主な原因は、乾燥や栄養不足、ウイルス感染などですが、特にビタミンB2や鉄分の不足が影響しやすいです。

また、いったん治っても口角炎を繰り返す場合は、生活習慣や免疫力の低下が関与していることも多いです。

この症状は、食事やストレス、口腔衛生の影響を受けやすく、放置すると悪化しますし、例えば、口角炎が続くと、食事が困難になり、生活の質が低下することもあり、多くの方が経験するこの問題は、適切な対策を講じることで改善可能です。

口角炎の治療は、原因を特定し、適切な対策を取るることが重要なので、生活習慣を見直し、必要な栄養素を摂取することで再発を防ぐことができます。

ただ、口角炎の症状が繰り返し続く場合は、専門医の診察を受けることをお勧めしますが、それでも原因の特定が出来ないこともあります。

その時は、生活習慣の口腔衛生に注力すると繰り返す口角炎が治ることがありますので、日々の生活習慣を見直し、まず口の周りを常に清潔に保ち、保湿を心がけましょう。

私はこれで1年以上続いた口角炎を治し、もう3年ぐらい再発はしていないので口腔ケアの大切さを身に染みています。

口角炎が治りにくいのは原因が特定できないから?

一般的に口角炎は薬治療で1週間程度で治りますが、薬を止めるとまた再発し繰り返す人もいます。

これは原因特定が難しい人に起こり得ることで、特に生活習慣や免疫力の低下はそれを原因として特定することが難しいからなのです。

例えば栄養不足やウイルス感染は、医師の診断や検査で特定は簡単で対策も簡単ですが、生活習慣に問題があっても医師が原因として特定することは、ほぼ無いと私の経験から思われます。

つまり医師も原因特定できないところに、繰り返す口角炎の原因が潜んでいることがあるのです。

口角炎の効果的な治療法

口角炎の治療には、医療機関での適切な治療と自宅でできるセルフケアが重要です。まず、医療機関では、専門医による診断と治療が行われます。抗真菌薬や抗生物質が処方されることが一般的です。

これにより、感染症の原因を直接取り除くことができます。

一方で、自宅でのケアも欠かせません。口角炎が発症した際には、清潔を保つことが大切です。食事後は口をすすぎ、唇を保湿することで、症状の悪化を防ぐことができます。具体的には、ビタミンB群を含む食品を意識的に摂取すると良いでしょう。

また、口腔ケアを強化することも効果的です。定期的に歯科医を訪れ、口腔内の健康をチェックしてもらうことで、早期に問題を発見し、対処することが可能です。これらの治療法を組み合わせることで、口角炎の改善が期待できます。

口角炎を1年以上繰り返したが、生活習慣を見直し完治させた事例

口角炎は、まず口の脇の切れ傷を治すのが第一、次に再発防止を実施して繰り返しを止めます。

薬治療で口の脇の切れ傷と炎症を治す

皮膚科に行かず自分で手っ取り早く治す市販薬としては、私の場合は「リンデロンVs(ステロイド入り)」がよく効き、非ステロイド薬は殆ど効きませんでした。

また皮膚科の治療も度々受けましたが、医師の処方薬(プロトピック軟膏)やステロイド薬もよく効きました。

薬治療で口の脇の切れは殆ど1週間ぐらいで治ります。

しかし、これらは根本対策では無い場合が多く、薬を止めると口角炎はぶり返します。

繰り返す口角炎の原因と再発防止の方法

繰り返す口角炎を患った方は、殆ど皮膚科医の治療を受けていると思いますが、根本原因を特定するのは難しいです。

しかし、口角炎の原因を内的要因と外的要因に分けることことで、再発防止策のヒントに気が付くことができます。

口角炎の内的原因と再発防止

口角炎が身体の中の影響によって発症する要因としては、

・ビタミンB2・B6の欠乏
・ストレス、睡眠不足、乾燥

などがあります。

もし、これらが口角炎の発症の原因であれば、ビタミン不足に対してはチョコラBBや医師が処方するビタミン薬で、また乾燥などに付いてはリップクリーム等で発症を防ぐことが出来ます。

しかし、繰り返す口角炎の根本原因が内的原因であることは少なく、主たる原因は外的要因なのです。

※私はビタミン薬、リップクリームも試しましたが全く効果が有りませんでした。

繰り返す口角炎の外的原因と再発防止

私は、繰り返す口角炎を治すために3カ所の皮膚科の治療を受けましたが、いづれも根本原因を指摘してくれた医師はいませんでした。

このような体験から繰り返す口角炎の原因は、医師も知らない私たちの生活習慣の中に潜んでいる何かだと思ったのです。

そして、ネットの調査から以下の要因が多いのではないかと気付きました。

口角炎の外的原因の殆どは口の脇(口角)が何かの要因で汚れ、その汚れにカンジダ菌(真菌)が繁殖して口角炎になるケースが多いのではないかと。

そこで更に考えてみると口角が汚れるのは以下のように結構あるんですね。

 ・飲食後の口角の汚れ
 ・歯磨き後の口の脇の汚れ(歯磨き粉の残り)・・・私の外的要因でした
 ・うがい用のコップが汚れカビ発生・・・これが原因だった人もいます
 ・歯ブラシの汚れ・・・カビ
 ・よだれ
 ・カンジダ菌(カビの一種である真菌)・・・口角が汚れていると繁殖しやすい

この要因は、飲食及び歯磨き後に口角を洗浄すれば清潔に保つことが出来き、繰り返す口角炎を防止することが出来るのです。

【繰り返す口角炎の再発防止法】
口角の外的原因は主に口角の汚れが起因であり、これを防ぎ清潔に保つの再発防止となります。

洗い方は水道水を流しながら口の脇を手の指でちょこちょこと洗うだけ、これで外的原因の殆どをクリヤーできます。

1.食事後の歯磨きの後に必ず口の端を水で洗い、外食後も同様に洗う

2.食間にお菓子を食べたり、コーヒーなどを飲んだ時も口の端を水で洗う

以上を続けた結果、口角炎は約3年再発していないので確実に治ったっと言えます。

どうですか、私の場合は意外と単純な原因でしたが、似たような方も数多くいるのではと思っています。

【注意事項】
繰り返した口角炎が治ると油断して口の脇を洗う作業を止めてしまいがちですが、再発する可能性があるので要注意です。

私が繰り返す口角炎の原因を特定した経緯とまとめ

私の口角炎は右側のみで左側は全く発症が無く、これに疑問を持った皮膚科医が「何故、右側だけに口角炎ができるのか?」にヒントを得て根本原因を特定したのです。

そう、左側は発症がなく右側の口の端のみ口角炎を繰り返していたのです。

そこで真剣に考えてみたところ、私の歯は右側ばかりで、左側は義歯だったので歯磨きは右側のみとなっています。

つまり、1日3回の食事後に歯磨きをしていますが、うがいだけでは右の口端の洗いが不充分で歯磨き粉が僅かに残っていたようです。

以上により私の口角炎は口の脇の汚れが一番疑わしく、これが原因と特定し清潔にすることにしました。

なお、歯磨き粉の成分には合成界面活性剤やミントなどの香料が含まれ、これが口角に残ると刺激となり口角炎になる説があります。

唇の脇が切れる口角炎は運が良ければ薬治療1回で治りますが、再発を繰り返す場合は口の脇を清潔にすることで治ることもあります。

もし、皮膚科医の治療を受けても再発を繰り返す場合は、簡単ですので食事後・歯磨き後・コーヒータイムなどの後に口の脇を水洗いして清潔に保ってみてください。

繰り返す口角炎が治る可能性があります。

貴方の口角炎が早く治りますように!

※【類似の皮膚炎で多いのが股の付け根の湿疹】
口角炎に似た症状なのが股湿疹ですが、これも真菌などの影響で治っても繰り返すことが多い病気です。

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