胃がんは、男性の癌における三大死因(肺がん・胃がん・大腸がん)の一つで主な原因はピロリ菌といわれています。
このピロリ菌は、今や治療で簡単に除菌しできるので胃がんは予防可能な病気になっています。
胃がんという病気について
日本人男性が罹るガンで三大死因に入る胃がんは恐ろしい病気ですが、肺がんと比べれば予防がし易いんですよ。
何故なら胃がん発症の原因の殆どがヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)であり、初期段階で症状があるので、放置しなければ医療もやり易いからです。
今やピロリ菌の除菌は容易であり、胃がん予防を常に心がけていれば相当高い確率で予防が可能です。
しかし、多忙な方やスポーツなどをやっている強靭な体の持ち主は、胃がん予防に無関心になりがちで、不幸にも手遅れになる場合があります。
胃がんで亡くなった方で記憶に新しいのは、柔道金メダルの古賀稔彦氏で53歳の若さでした。
誠に残念なことですが、私たちは亡くなった方を教訓として自分に生かさなければならないと思います。
胃がんの主な原因となるピロリ菌
ピロリ菌は衛生環境が悪い所で多くの感染が認められ、日本では昭和時代生まれの人の多くが感染している事が解っています。
また、親から子供に移すケースも有って子供時代からピロリ菌に感染していることも多いようです。
ピロリ菌が胃がんの主原因であることが分ったのは30年ぐらい前ですが、医師が積極的に除菌を進めるとは限りません。
従って、自分自身が胃がん予防に努め、ピロリ菌の除菌を積極的に行っていくことが大切なのです。
胃がんに罹りたくなかったらピロリ菌検査⇒除菌に動きましょう。
私が行ったピロリ菌の除菌
私は十数年前(60歳頃)に2人の友人が癌で亡くなったことから癌には特別な意識を持つようになりました。
そして、原因や予防法を調べ胃がんの主な原因がピロリ菌であるこも知っていました。
そんな頃に鳩尾(もぞおち)の当たりが空腹時にモヤモヤしたり、シクシクしたりするので市販の胃薬を飲みました。
胃薬の効果は有って一週間ぐらいで治ったので薬を止めたのですが、するとまた同じ症状が出てきました。
そこで内科病院にかかり治療を受けましら初期の胃潰瘍との診断、この時点で医師からはピロリ菌の話は全くありませんでしいた。
しかし私はピロリ菌の疑いを持ち医師にピロリ菌の検査を依頼、検査結果は陽性となったので除菌をしてもらいました。
ピロリ菌除去をして15年経ちましたが、同じような症状はまったくありません。
もし、あの時にピロリ菌の検査依頼をしなかったら、ひょっとすると大変なことになっていたかもと思っています。
まとめ
胃がんの原因の殆どがピロり菌と云われており、日本人の多くにピロリ菌が存在するようです。
この菌の除菌は簡単出来るので、胃がん予防のために積極的に検査及び除菌をおすすめします。
癌の三大死因(肺がん・胃がん・大腸がん)の中で胃がんと大腸がんは比較的予防がし易いので、普段から予防対策を行っていれば相当高い確率で罹らなくなる可能性があります。
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