70歳ゴルファーでも飛ばすためのスイングのコツを知り練習すれば、ドライバーで250ヤード飛ばすのは可能です。
その主なポイントは3つの飛ばすコツ、スイング、素振り器具、簡単な筋トレをご紹介します。
ゴルフで飛ばすコツはテークバックとフィニッシュ
ここで紹介する飛ばしのテクニックは、クラブヘッドのスイング軌道を今より大きく(長く)することによって飛距離を伸ばす方法です。
そのために今よりテークバックをやや大きく、フィニッシュは松山英樹選手に近い理想の形を目指します。
これは決して難しい方法ではなく、ちょっとの努力を日々続けることで飛距離アップが果たせます。
目 次
フルスイングの基本はテークバックとフィニッシュ
ゴルフスイングの基本は、フルスイングをしっかり固めることが重要であり、これを固めてからハーフスイングなどを得ていくのが手順です。
飛ばない一番の原因は、スイングが小さくなっていることであり、これは方向性を重視しすぎると陥る罠です。
ゴルフ経験の多い高齢者にもスイングの小さい方は数多くおられますよ。
テークバックのポイント
テークバックは大きくし過ぎると体が伸び上がったり、クラブヘッドが戻りにくいので注意が必要ですが、無理にならない範囲で大きくしましょう。
テークバックを少し大きくする
大きくするポイントは、構えた時に左肘を伸ばして、胸の真ん中で始動するイメージでテークバックし、グリップが右耳のやや後方になるのがトップで切り返していきます。
最初は最初はキツイかもしれませんが、柔軟体操や素振りで目指していきましょう。
フィニッシュの理想の形とは
飛ばない理由の最も大きいのが中途半端なフィニッシュであり、スイングが小さくなっているから飛びません。従ってフィニッシュの形は飛ばすために最も重要になります。
その証拠に、打ちっぱなし練習所を見れば分かりますが、80~90%の人が中途半端なフィニッシュで終わっており、飛ばないと悩んでいるのです。
では、理想のフィニッシュとは、ゴルフ世界ランキングで常にトップクラスに入っている松山英樹選手の形を参考にしてみましょう。
どうでしょうか、自分のと比較してどう感じましたか?
グリップの位置、右肩の位置、左膝の形、右膝の位置と右足の形、これを理想として練習すれば必ず飛距離が伸びるんですよ。
若い方でも特別に非力でなければ、70歳でも普通の体力であれば250ヤードが狙えますよ。
理想のフィニッシュの意識と素振り用器具でスイングを作る
これまでのスイングは何年もかかって作り上げたものですが、慣れによって作られたものです。これから目指す理想のフィニッシュも意識して慣れるだけです。
常に意識して素振りや打ちっぱなし練習をしていれば、半年ぐらいで身に付きますし、飛距離の伸びが目に見えるので、楽しくて仕方がないようになります。
理想のフィニッシュ形を意識する
理想の形を常に意識して、ちょっとの時間でも練習して慣れるようにします。
・グリップの位置は左耳の後方まで、最初は出来なくても直ぐ出来るようになります。
・右肩は構えた時の顔の前方(真正面)をはるかに通り越しています。
・左膝がしっかり伸びて、右膝が左膝にくっつくようなスタイルです。
・右の足裏が天井を向いている形にします。
この形がリズムよく出来れば完成です。
素振り用器具でスイングを作る
理想のフィニッシュの形を作る(飛距離が自然に伸びる)ためには、素振りや打ちっぱなし練習で体に慣れさせるしかありません。
時間的な余裕のある人
お仕事をされていない定年退職した人などは、時間的な余裕があると思うので、日々の素振り(20~30回/日)で体に覚えせせましょう。
そして、打ちっぱなし練習でも常に意識してスイングすることで、次第に理想の形に近づきます。
時間的な余裕がない人
お仕事をされていて時間的な余裕のない人は、外での素振りは難しいので、室内で素振りが出来る練習器具でスイングの形を作ると早く身に付きます。
これは、短尺のスイング練習器で、大手通販の楽天で大人気になっています。ちょっとした空き時間でスイング練習が出来ますから、仕事の日でも5分ぐらい素振りをするなどとても便利ですよ。
これによってフィニッシュの形も素早く身に付き、ゴルフ仲間を驚かす飛距離を出すことでしょう。
非力の人でも出来る筋トレ
正直な感想として、ゴルフはスポーツですから筋力が有った方が、飛ばすのに有利なのは間違いありません。
従って、筋トレをやることは飛距離アップに役立つことも間違いなく、飛ばす人の多くが筋力を付ける努力をしています。
でも、負荷の大きい、無理な筋トレはゴルフには必要ありません。あくまでもゴルフスイングに必要な筋力を付けるだけで良いのです。
これから紹介する内容は、私が20年以上やっているもので、健康とゴルフのために日々やっています。
4kg鉄アレイでベンチプレスなど(4~5日/週)
・4kgの鉄アレイを使ってベンチプレスを20~25回X1セット行っています。
・片手で鉄アレイを引き上げるのを20回程度X1セット、その他にもいろいろ
アレンジできます。
鉄アレイは4kgがちょうど良い重さで、5kgは重いし、3kgは軽すぎます。4kgであれば高齢者にも使える重さですよ。
腹筋運動(毎朝起床時)
起床する前にベッド(布団)に横たわったまま、軽い腹筋運動を200回行っています。
膝を曲げて軽く上体を曲げる腹筋運動で、腹筋が痛くなるキツイのはやりません
懸垂(3~4日/週)
背筋を鍛える効果の高い運動ですが、最初はとてもキツイと思います。
私は10回X2セットを行うことが出来ますが、無理すると肩を痛めるので、
挑戦するならまずは1回から徐々に増やしてください。
素振り(3~4日/週)
私は3番アイアンで20~25回の素振りを何回かに分けて行っています。
素振りはゴルフのための筋力作りにとても良いんですよ。
ウォーキング(3~4日/週)
毎日、何キロも歩いている方には必要ありませんが、下半身を鍛えるために必要な運動です。
私は腰痛のため1km程度しか歩きませんが、起伏の大きいコースなのでけっこう足にきます。
1日に3~4km程度は歩いた方が良いのは間違いないでしょう。
まとめ
ドライバーの飛距離250ヤードは、一般のゴルファーの一つの目標(夢)、若くて元気な人にはさほど難しくないですが、非力の人や高齢者の方は諦めに近い目標です。
でも、今回紹介した内容をコツコツ実践すれば、半年で250ヤードに近づける可能性もあり、例え250ヤードは無理だったとしても、今より20ヤードぐらい伸ばせる可能性は充分あります。
ゴルフは飛距離だけではないと自分に言い聞かせ、飛距離アップを諦めていたあなた、これを始めて1ヶ月ぐらい経てば、何だ出来そうじゃないかと感じて、ゴルフの楽しさ・面白さが益々増してきますよ。
そして、その先にはスコアの大幅改善も見えてきますよ ^^
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