大谷翔平も気が付かない大不振の原因を探る_ヘッドアップ?

エンジェルスの大谷翔平が大不振に陥った直近の4試合は、17打数2安打、打率:0.118、三振:10個である。

もちろんホームランはゼロ、三振が17打数で10個ですからバットを振ってもボールに当たらない状態が続き、チームは4連敗をして首位から陥落ですから大谷の責任も大きいと思います。

打率も一時は2割6分になったのですが、2割4分8厘に急降下、早く修正してほしいものですね。

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大谷選手の不振の原因を探る

昨年、大谷選手は二刀流でホームランを46本、投げては9勝を上げて世界にその凄さを示しMVPを獲得しました。

ただ、打者としてはオールスター後からフォームを崩し大不振に陥り、リードしていたホームラン王も逆転されて僅かに届かない結果になりましたが、その活躍は誰もが賞賛するものでした。

それゆえ、あの大不振が無ければどのような記録を残したのかとの思いは多くの日本人が持ったことでしょう。

でも、このように打撃の不振はシーズン中には何度か訪れるものですが、直近の大不振は昨年よりもひどいものであり心配でなりません。

大谷選手の不振の原因は踵体重と右腰の開き

直近4試合の大不振の前でもホームランが少ない、当たってもボールが飛んでいかない状況があって、その不振の原因は「踵体重と右腰の開き」と指摘するテレビ解説者は複数いました。

その一人に高橋由伸氏もいて、私もその指摘には同感と思っています。
  ※私もアマチュアながら野球の経験は30年以上あります

それはテレビのビデオなどで詳しく見れば明らかであり、バットでボールをミートしたした瞬間の右つま先の浮きと踵体重が見られます。

これではボールを飛ばす力が弱くなり飛距離が落ちるのは明らかです。

しかし、それも5月15日~16日(日本時間)の連続ホームラン(7号・8号)によって完全に修正されたものと思えましたが、翌日から上記のごとく4試合で10三振の大不振に陥ったのです。

大谷選手も気が付かないもう一つの不振の原因とは

大谷選手の打撃不振の原因を踵体重と指摘する人は何人かいますが、私はそれだけでは今回の大不振を説明できないと思っています。

それは三振の異常な多さであり、空振り三振の多さの原因を探さねば説明ができません。

では、空振り三振はどのようなボールで起きているか上げてみます。

・真ん中からアウトコーナーの低めに落ちる変化球を空振り

・アウトコーナーのフォーシーム(直球)を空振り

つまり、バットの芯からボールが遠い位置の場合に空振りをしていることが多いことを示しています。

私は、この空振りの原因を一言で言えば「ヘッドアップ」であり、それは「ボールから目を切るのが早すぎる」ということになります。

従って、バットの芯がボールからより遠くなり空振りに繋がるものと考えられるのです。

では対策は

今までより「バットに当たるまでボールから目を切らない」ことであり、これによりヘッドアップもなくなります。

もう一つは低めを打つのが上手い同僚のマイク・トラウト選手を参考にして少しずつスイングに取り入れれば良いと思います。

トラウト選手はここまで打率:0.317、ホームラン:11本です。

低めやアウトコーナーを打つときは、前傾姿勢でボールとバットの位置が遠くならないスイングが出来るのです。

大谷選手は昨年二刀流で素晴らしい成績を残しましたが、今年も是非頑張って貰いたいと多くのファンが期待しています。

昨年以上を期待し、あるいは悪くても昨年に近い成績を期待しているのは私だけではないと思います。

やっぱりホームランを打つには打率がベースになるので、まずは打率を上げてその先にホームランが増えるのが理想的です。

期待を込めて

5月22日(日本時間)、今日も試合がありますが早く不振を克服して調子を上げてください。

大谷翔平、頑張れ!

【追記:5月22日の結果】

第1打席:インコーナーのボール気味にどん詰りのゴロで三塁内野安打。
     大谷シフトに助けられ運良くヒットになりました。

第2打席:内角と真ん中ぐらいの低めの初球に手を出し引っ掛け気味の一塁ゴロ、
     強引過ぎる感じでのアウト。初球を打つのは良いができれば好球を待つべき。

第3打席:インコーナーから真ん中に入るベルトやや低めのボールをレフト前に安打。
     このスイングはとても良かった。

第4打席:外角低めの初球を引っ掛け気味に2塁ベースやや右のゴロでショートゴロアウト。
     これも初球で強引なスイングでした。

結果は4打数2安打で良かったのですが、スイングで良かったのは3打席目のみでした。

でも運の良さもあったのでこれをきっかけに上昇していってほしいと願っています。
     
【追記:5月23日の結果】

第1打席:内角からほぼ真ん中に入るスライダー(高さは膝とベルトの間)を芯で捉え
     センターオーバーのホームラン(9号)。素晴らしい当たりでした。

     大谷翔平9号ホームラン

     この画像はミートの後ですが、右足を見ればお分かり通りしっかり地面を
     捉えており踵体重にはなっていません。良いスイングですよね。

だいぶスイングも良くなって来ましたが、後は真ん中低めや外角低めをしっかり見て
悪くてもファールで逃げるなどが出来ていけば打率もアップして、ホームランも増えると思います。

この日はライトライナーや一塁ライナーもあり、5打席目にはショート内野安打もあり5打数2安打、打率も2割5分9厘と上がってきました。

あともう少しですね。

【追記:5月25日の結果】
1日休みで日本時間5月25日の結果は、三振⇒死球⇒四球⇒右直の
2打数0安打でした。

スイングの結果は、踵体重でまた元の悪い状態に戻りました。

それは第4打席で顕著に現れ少し詰まった上に踵体重のため飛距離が出ませんでした。

まだまだ時間はかかりそうですね。

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