日本ハムの新庄監督が悩める清宮幸太郎に「ちょっとデブじゃねえ?」、「少し痩せたら」とアドバイスした。
すると清宮は「痩せてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖いので…」と返事、それに対して新庄は「今そんなに飛んでないから 痩せてキレが良くなれば飛ぶよ」と。
目 次
清宮孝太郎の勘違いを新庄監督が指摘
痩せてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖いので…
清宮が言うこのことについては、ゴルフのような静止したボールを打つ競技では的を得ているかもしれない。
しかし、野球のような高速のボールを一瞬に捉えて飛ばす競技においては、打者の体も一瞬に反応する動き(キレ)が必要である。
それゆえ新庄監督が言う痩せたらという意味は、体を鍛えて余分な筋肉は取り去れという意味と考えるべきである。
参考までに清宮のWEBに乗っている身体は、
身長:184cm、体重:102kg
大谷翔平選手を参考に比較してみると
身長:193cm、体重:102kg・・・大谷はあと2~3kg多いかも
以上からも、清宮が「太り過ぎ」の感じは否定できないと思います。
MLBアストロズのホセ・アルトゥーベを参考に
日本にも来たことのあるアストロズのホセ・アルトゥーベは、大リーガーの中でも最も小柄な選手である。
その身体は、身長:168cm、体重:91kgデブのように見えます。
しかし、その体は鍛え抜いた筋肉で強靭であり、2塁を守る名手でもあるのです。
そして、驚くなかれ2021年シーズンでは本塁打31本ですよ。
小柄でありながら大リーグの高速ボールに対応する能力を持つ素晴らしい選手なのです。
これまでの清宮選手の勘違い!
清宮は冒頭の言葉の通り「痩せると飛ばない、太ると飛ぶ」と思っていたようで、体を鍛え抜いて強靭な筋力で「キレの良い」体にすることを知らなかった?ように思えるのです。
もう一方の見方をすれば、今の体重でも鍛え抜いた結果なら良いけど、そうでもなく食べ過ぎて太っていいるならプロ野球選手として失格とも思えます。
このことを新庄監督がやんわり指摘しているのであって、果たして清宮は理解したのでしょうか?
清宮はこの4年間、多くのファンに期待されていたが真価を発揮できておらず、今シーズンは最悪の成績でした。
清宮はスポーツ選手に必要な「体・技・心」において、まず体にキレがないと新庄監督に指摘され、更には私も別の記事で「スイングが中途半端」を指摘しています。
そして、日曜日のテレビ放送(11月14日)で張本勲氏もスイングが悪いと指摘していました。
新庄新監督の指導で飛躍した清宮が見れると良いですね、もうあまり後がないのですから。
スポーツ選手は常に学び戦略を立てて体を鍛え技を磨かねばならない!
やはりスポーツ選手が飛躍していくには、人から良いところを取り入れる事が必要です。
良い指導者に恵まれれば幸運ですがそんなのはまれであり、常に自分から学ぶ気持ちを持ち続け自分に合ったものを見つける見識が必要です。
体について言えば、鍛えて食べて強靭で柔軟な体を作り、飛ばしたいなら飛ばしている選手がどんなスイングをしているかを見極め、自分に足りないものを分析して修正していくことが大切です。
この点が清宮選手に欠けていたことは明らかであり、2022年シーズンで新たな清宮選手が見られることを楽しみにしたいと思います。
そして、新庄監督の指導が清宮選手をどのように変えていくか、来年1年間を注目して見ていきます。
清宮幸太郎、頑張れ!