大腸がんは予防しやす癌でありながら厚生労働省の発表によると、がん発症数(2016年新規患者15万8000人)のトップを走っています。
そして、死亡者数は男女合わせて年間で約5万人(約30%強)ですから今だに、予防法を知らない人が多いんですね。
大腸がんは癌の中でも予防しやすいのに、新規発症者がトップであるということは、この癌に対して無防備で無知、軽視し過ぎなのかと思わざるを得ません。
死亡率が高くトップ3に君臨するのは「大腸癌」、「胃癌」、「肺癌」ですが、この中で「大腸癌」と「胃癌」は比較的予防がし易いので、40代で予防に注力すれば発症の確率は非常に小さくなるものと思います。
大腸がんの予防法
この癌は慢性の便秘によって大腸内にポリープが発生し、そのポリープが癌化して発症するので、便秘の解消とポリープ検査(ポリープが有れば切除)により予防することができます。
詳細はこちらをご覧ください⇒大腸がんは予防のしやすい癌!だけど今だに死亡する人は多い!
男性も40代になれば便秘には特に注意し、定期的な健康診断や腸内の内視鏡検査でポリープの有無を知ることが、予防することになります。
胃がんの予防について
胃癌はピロリ菌の影響で胃の炎症から胃潰瘍に進展して、それが更に悪化すると胃癌発症に繋がると言われています。
従って、まずピロリ菌有無の検査を行い、もし存在が認められれば除菌薬(約1週間で除菌される)の服用により、相当高い確率で予防することができます。
もし、あなたがまだピロリ菌検査をしていなければ、早目に検査を行って予防してください。
まとめ
私たちの生活環境は、がん発症の要因が溢れた環境になっていると思われます。
安全基準を満足していると言って使い放題の食品添加物でまみれた食べ物、環境汚染などなど、到底これらから逃れることは出来ません。
その証拠に癌の新規患者数は2016年で約100万人になり、過去最大になったと思われます。
中でも肺がんや乳がんなどは、その発症のメカニズムが不明で、予防法もこれが絶対に近いものはありません。
従って、コレと言った予防法のあるものについては、自からの努力で予防したいと私は思っています。
無知と無関心、軽視する人が癌になる確率が高いと思うのです。