高齢者の運転でブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が多く問題になっています。
同年齢として他人事ではないが、踏み間違いで片付ける傾向に釈然としないのは私だけでしょうか?
ブレーキとアクセルの踏み間違いは事故の原因ですが、それに至る何らかの問題があったからこそ踏み間違えたのであり、自身の自戒として考えてみました。
ブレーキとアクセルの踏み間違いの原因
高齢者による重大事故の多くは「ブレーキとアクセルの踏み間違い」が原因ですが、その当事者は認知機能検査を合格しており、この点から認知機能は問題ないと思います。
では、何が原因で踏み間違いを引き起こしたのでしょうか?
単純に考えれば、運転技能不足といえますが、「アクセルを踏み過ぎ」て急発進、スピードの出過ぎに驚き、慌てて踏み間違えたとも思えるのです。
私は自戒も含めブレーキとアクセルの踏み間違いを絶対にやらないと心に決めて運転をしています。
お陰様で約20年間は無事故無違反を続けています。
目 次
ブレーキとアクセルの踏み間違い防止のため心掛けること
通常、ブレーキとアクセルの踏み間違いはしないと思うのですが、するとすれば慌てた時ではないでしょうか?
従って、慌てる状態を作らないようにすればよいと思うのです。
そこで心掛けることとして次のことを実行しています。
・運転する前に「安全運転、安全運転、安全運転」と3回唱える
・アクセルは柔く踏んで決して強く踏まない
※アクセルを強く踏むと急速にスピードが上がり事故を起こしやすい
・制限速度は必ず守るように心がけ、瞬間的にオーバーしても最少に留める
・車間距離は充分余裕をもって取るようにする
※車間が近いとブレーキ回数が増えるし緊張で心臓にも悪い
・後続車が車間距離を縮めてきても、焦らずスピードは上げない
・カーブの多い脇道は、なるべく走らないようにする
事故防止のため心がけていること
その他、事故防止のために次のことを実行しています。
・信号機の無い交差点でも停止線で必ず止まる
※これを守らない運転手はほぼ100%、警察が隠れていれば
殆どが違犯切符を切られます
・信号機の無い交差点で左折する場合は、まず右を見て、次に左を見て、
もう一度右を見て安全を確認してから左折します。
・信号機の無い交差点で右折する場合は上記の逆で、まず左を見て、次に右を見て、
もう一度左を見て安全を確認してから右折します。
・交差点が青信号で右折する場合、慌てず対向車との距離が充分あることを確認して
右折します。
※待ってもたかが2~3分、人生そんなに急ぐことはない
・上記で対向車が止まって道を譲ってくれた場合、脇からのバイクに注意して右折します。
・交差点が青信号で左折する場合、バイクや自転車を巻き込まないよう左を確認して左折します。
アクセルは常に柔らかく踏むことで事故は防げる
高齢者事故の原因として「アクセルとブレーキを踏み間違い」が多いのはご承知だと思いますが、その踏み間違いを起こした根本的なことは余り触れられていません。
しかし、私は同じ高齢者として「アクセルを強く踏み過ぎ瞬間的なスピードアップに驚き慌てて踏み間違えた」と推測します。
現在、高齢者が運転する車はオートマチックが多く、スタート時や走行中にも安易にアクセルを強く踏むと急速に速度がアップします。
従って、アクセルは柔らかく軽く踏むように常に意識して運転すれば、恐らく踏み間違いの事故は少なくなるはずであり私は確信して実行しています。
体力低下を防止するため心掛けていること
高齢になれば殆どの人が一つや二つの持病を持っています。
従って、その持病が体力低下の原因となり高齢者の運動機能(俊敏力)を低下させます。
だから日頃からそのことに敏感になって、体を鍛えておくことが大切だと思うのです。
そこで私は、腹筋運動、鉄アレイベンチプレス、スクワットなどのストレッチ、ウォーキング等で体を鍛えています。
もし、ウォーキングが出来なくなれば、その時こそ運転免許返納の時期と思っています。
まとめ
高齢者の運転事故の報道を見るたびに肩身の狭い思いをするのは私だけでしょうか。
しかも、若い人の命を奪うことになればとても悲しい思いをします。
従って、自分自身には絶対事故を起こさないための自壊としてこの記事をまとめ、運転時の心得としています。
とにかく運転時に急がない、スピードを守る、確認事項を守る、体を鍛えるなどを励行するようにしています。
少しでも参考になれば幸いです。
※運転免許の更新を楽に進めるために安全運転を心掛け、認知機能検査も
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