50代から男性の健康管理で必要な事は?日々の積み重ねで元気な体作り

男性も50代になると体力の衰えや油断をすると大病(ガンなど)を発症しやすい年齢なので、健康管理としてこれだけはやっておきたい健康法をご紹介します。

50代の健康の基本は、体を元気にして新陳代謝を促進することと、予防しやすいガン(大腸ガン、胃ガンなど)への最低限の対策をしておくことだと思います。

何事も一日では成せずの言葉通り、健康も日々の積み重ねで勝ち取れるもので、苦にならず続けられるプログラムを日常の生活習慣に組み込むことが必要です。

これから紹介するのは、私が10年以上続けてきたことで、便秘をせず、大病をせず、疲れない体で元気ハツラツの体を手に入れた内容ですが、どれか一つでも参考になって、あなたの健康づくりに役立てば幸いです。

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1.もっとも重要なことは便秘をしないこと

日本人の男性がかかるガンで死亡率が高いベスト3は、肺ガン、胃ガン、大腸ガンですが、大腸ガンは慢性便秘の人がかかり易い病気なので、ガンの中でも最も予防がしやすいともいえます。

しかし、便秘を安易に考えてこれといった対策をしなかった結果、働き盛りでこれからという50代で大腸がんに罹り、亡くなる人が多いのは非常に残念なことです。

特に忙しい人は、食事のバランスも乱れがちとなり慢性便秘になりやすいので要注意ですよ。

便秘は百害あって一利なしの意識を常に持つ

便秘は百害あって一利なしで、便秘が長く続くと大腸がんへ真っしぐらと考え、毎日のお通じをスムーズにすることに傾注しましょう。

便秘とは食物カスが大腸に長く滞留して、毎日の排便がスムーズに行えない状態ですが、滞留物は腐敗が進むと体に有害な物質が発生し、体内を駆け巡るようになります。

そして、これが種々の病気を発症(肌荒れ、湿疹、ポリープ→大腸がん、他)させる根源となりますので、便秘の解消の重要性をご理解いただけるものと思います。

毎日スムーズなお通じでお腹がスッキリした日々が続けば、ご飯も美味しく、気持ちの良い生活になりますし、病気の発症も確実に減ると思います。

バランスの良い食事を心がける

バランスの良い食事といっても、極端な肉中心、炭水化物(ご飯、パン、麺類など)中心でなければ大きな問題ではありませんが、野菜(生または温野菜)を3食に、果物を2食ぐ

らいは摂り入れることをおすすめします。そして、多めと思われる肉類や炭水化物を少し減らすのが適切かなと思います。

お通じに良い運動

お通じに良い運動として胃腸の活動を活発にする「腹筋運動」がおすすめです。毎朝朝ベッドから起きる前に、お腹をほんの少し曲げる程度の軽い腹筋運動を、少しづつ増やしていく習慣をつけましょう。

もう一つ「お尻り歩き」も効果が期待できるので試してみるのもいいでしょうね。

たったの2分ぐらいで出来る運動ですから毎日続けられるのではないでしょうか?

便秘改善サプリメント

食事の改善や運動をしても便秘の改善・解消ができない場合は、事の重大性に鑑みサプリメントの力を借りましょう。数多くのサプリメントを試した結果、いま私が使用しているのは「粉寒天」です。

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大腸内視鏡検査

普通50代になれば人間ドッグなどの健康診断は行われていると思いますが、大腸ポリープの有無に関心を持たれることが大事です。大腸ポリープが大きくなると便通が悪くなり、がん化しやすくなりますので、内視鏡検査を利用して早めに切除しておけば、大腸がんになるのを防げます。

良い汗をかいて新陳代謝を促進する

歳をを取れば取るほど運動不足に陥るのが常で、良い汗をかくことも減り新陳代謝の促進が滞り、お肌のハリや活力が失われていきます。従って、良い汗をかいて新陳代謝を良くするため適度な運動を生活の中に取り入れましょう。

良い汗をかく適度な運動

できれば1週間に4日ぐらいは良い汗をかきたいものですが、良い汗とは概略ですがシャツを着替えたくなる程度の汗と言っておきましょう。

運動は汗をかければ何でも良く、散歩、ジョギング、ストレッチ、素振り(バット、ゴルフクラブ、他)など気軽に出来て、負荷が小さく続けられるものが良いですね。

もし、運動を続けるのが難しければ、お風呂で汗をかくのも良いですが、過度の汗をかかないように心がけましょう。

適度の運動は、新陳代謝促進だけでなく筋力を強くして、体力の増強・精力アップにも繋がりますので、これも習慣化するのが続けるコツですよ。

ピロリ菌の除菌で胃がんを防ぐ

胃がんはピロリ菌の活動によって慢性胃炎や胃潰瘍を発症し、胃ガンに進展するケースが多いことが分かっています。従って除菌によって胃がんを予防することも比較的容易ですが、無知や無関心によって今だに発症者の多いのは残念ですね。

ピロリ菌とは

ピロリ菌とはヘリコバクター・ピロリという菌の略名で、胃の粘膜に生息する悪玉菌といわれ、先進国の中でピロリ菌の感染率が最も高いのが日本です。

ピロリ菌は慢性胃炎や胃潰瘍を発症させ、胃ガンへ進展させることが解っており、日本人に胃ガン発症率が高いのもうなずけますね。

でも、ピロリ菌の除菌は簡単なのに、なぜそんなにも胃ガンが多いのか?不思議だと思いませんか?

それは恐らくお医者さんが、ピロリ菌の恐ろしさの説明や除菌を積極的に行ってこなかったので、私たちもよく知らなかったからではないかと思うのです。

私は数年前にみぞおちの下がシクシクする胃炎らしき症状が出ました。その症状は薬を飲むと出なくなり、薬を止めるとまた出てくる繰り返しで、お医者さん診断は胃潰瘍前の胃炎とのことでした。

しかし、私は薬との関連でピロリ菌を疑い、お医者さんが一言も言わなかった除菌をお願いし、除菌をしたらすっかり治ってしまいました。

これからも解るように、患者である私からの提案がなければ、ピロリ菌はそのまま私の胃に留まっており、どんな悪さをしたか、更に悪化したのではと思うのです。

胃がんはピロリ菌の除菌で相当高い確率で防げるので、保菌の有無を検査して保菌者は即刻に除菌してしまいましょう。

ピロリ菌検査と除菌

ピロリ菌の保菌有無の検査は市販の検査キットでも出来ますが、除菌はお医者さんの処方薬でしか出来ないので、病院で検査されることをおすすめします。ピロリ菌の除菌は1週間の服用でほぼ100%除菌できます。

肺がんの予防は難しいがせめて禁煙を

肺がんの原因として上げられるのがタバコ、でもタバコを吸わない人でもかかるので予防は難しいですが、私の元上司や野球部の先輩は70歳後半までタバコを吸っており
残念でしたが80歳を前にして亡くなりました。

これからもやはりタバコは極力やめた方が良いと思います。

まとめ

日本人男性に多いがんは、1位が肺がん、2位:胃がん、3位:大腸がん となりますが、便秘の解消とピロリ菌の除菌で大腸がんと胃がんは相当高い確率で予防できます。

そして、便秘の解消は大腸を健康に保ち、栄養素の吸収が良くなり免疫力も高まりますので、肺がんへの予防にも繋がるかもしれません。

従って、日々の積み重ねで元気な体作りに取り組むことは、50代からの健康管理に欠かしてはならない必要項目なんですよ。

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