健康的に痩せる、これが最も理想に近いダイエットだと思います。
男性の悩みランキングで常にベスト3に入っている「肥満による悩み」、従って多くの方が痩せるために種々の方法を試されていると思いますが、今回は辛い運動をしなくても、忙しい人でも出来る健康的に痩せる方法をご紹介します。
今回、健康的に痩せる方法として取り上げるのは、体を作る最も重要な部分である「大腸の健康を促進する」と「太りにくい食事献立」の2つを中心にご紹介します。
目 次
健康的に痩せるのが理想のダイエット!
太りぎみの方が痩せる・ダイエットをする目的は様々だと思いますが、その目的が違ってもダイエットの手法は、健康増進に繋がり長続きするのが理想的ではないでしょうか。
無理な運動や手法で一時的に痩せても、その後にリバウンドや体調不良に繋がっては、その努力が無駄になってしまいます。
このことからダイエットは、健康的な手法が理想的と思い、私自身もそれを目指して体験し、その中から実現可能なものを紹介しようと思い、この記事を書いています。
健康的に痩せるダイエットのメリット
これから紹介する手法は、お腹の中から健康にしていく方法なので、生涯の健康作りの基礎になりますし、理想の体重(標準体重に近い)に近づけ、太りにくい体質を作っていきます。
メリット
・腸内環境を良くするので毎日の排便がスムースになり、大腸がんや腸閉塞などの予防と
多くの病気発症を抑える体質に変えられる
・腸内に滞留しやすい宿便(太っている人は3~5kgの可能性アリ)を減少出来るので、
即効で体重が減らせてお腹がスマートになりやすい。
・余分な脂質や糖質をスムーズに排出するので、お腹の出っ張りや糖尿病にも
なりにくい体質が作れる。
・無理な運動や極端な食事制限ではないので、生涯無理なく続けられますから、リバウンドすることは殆どありません。
大腸の不健康が太っている原因かも?
太りぎみの方の多くに共通しているのはお腹の出っ張り、この原因は脂肪が貯まりやす体質と腸内の宿便が多いと考えられます。
つまり腸内環境が悪いと脂質などの排出が悪くなり、腸壁にこびりつく宿便が多く(3~5kg)なってお腹の出っ張りに繋がっていくと思われます。
大腸を健康にするのが最も手っ取り早いダイエット
腸内環境を健康にするということは、余分な脂質や宿便をスムーズに排出できる状態にすることです。
そのためには腸内の善玉菌を増やす食べ物と宿便や不要物を包み込み排出させる水溶性食物繊維を適量食べることです。
そして腸内環境が良好である証拠は、毎日の排便がバナナ2~4本ぐらいになれば、良好な環境になったと判断しても良いのではと思います。
これだけで最も短期間で2~3kgのダイエットは可能であり、太りにくい体質を作る基本となります。
水溶性食物繊維で毎日スムーズな排便
私は現在、身長172.5cm、体重63.5gで標準体重をやや下回る理想に近い体重を維持しています。
そして、毎日の排便量はバナナ2~4本で排便のない日は一日もありません。
私はもともと便秘体質でこれまで種々の取り組みをした結果、通常の食べ物だけではスムーズな排便が出来ず、次に紹介する水溶性食物繊維に頼って現在のスムーズな排便に到達したことを付け加えさせていただきます。
これはあくまでも私の例であり、良質の水溶性食物繊維は他にもありますので、その点をご理解いただきますようお願いいたします。
粉寒天
粉寒天は水溶性食物繊維と不溶性食滅繊維を豊富に含むので、お腹の環境を整える絶好の食物です。
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この画像が私が購入した粉寒天、1日に液状の食べ物(味噌汁、カレー、シチューなど)1~2食に小サジ1杯を入れるだけで効果が期待できます。
菊芋&菊芋パウダー
菊芋はいま注目されている食べ物で、菊芋に多く含まれれるイヌリン(水溶性食物繊維)が、血糖値を下げる・善玉菌を増やす効果があり、話題になっています。
イヌリンは、胃腸で水分を吸着してゲル状になり、腸内の糖をからめて排出するので、食後の血糖値の上昇を防ぐことが出来るのです。
また、胃腸を通過する過程でイヌリンの一部が「オリゴ糖」に変化するので、これが善玉菌の食べ物になり増やす効果もあり、腸内環境を改善します。
私もこれに期待して菊芋と菊芋パウダーを購入して、随時使用しています。
まだ血液検査をしていないので血糖値を下げる効果は判明していませんが、腸内環境を良くして便秘解消の効果は明らかで、粉寒天と菊芋を随時使用してスムーズな排便に繋げています。
私は楽天で菊芋パウダーを購入し小サジ1杯程度を飲み物や青汁などに入れて飲んでいますが、私の場合はとても効果がありました。
粉寒天も菊芋パウダーも金額はそこそこしますが、1日に小サジ1~2杯で効果が期待できるので、2~3ヶ月使用でき費用は割安となります。
腸内環境を良くする食べ物
善玉菌を増やし腸内環境を良くする食べ物はいろいろありますが、長く続けられる条件として健康食品であり簡単に使用でき、安価であることがあげられます。
この条件をクリヤーして私も日々食べているいるものを上げると、納豆・ヨーグルト・豆腐などになります。
太りにくい食事献立とは
太っている方の共通点として炭水化物類(ご飯、パン、うどん、そば、パスタ、一般の芋類)の食べ過ぎがあります。
従って、痩せるためにこれらを極端に減らす手法もありますが、その方法は空腹で続かないなどの欠点があります。
炭水化物は少しづつ減らしていく
ダイエットに炭水化物の減少は付きものですが、炭水化物に対しての私の推奨は、
まず10%程度減らしてその代わりに野菜や果物に置き換えるのが基本です。
例えば、ご飯をお茶碗に一杯ぐらい食べていた場合は、まず90%ぐらいにして減らした分を野菜などを増やすようにすれば、お腹の減りもそれほどありません。
炭水化物は、将来は70%ぐらいに抑えていくのが理想的でしょう。
健康食で太らない野菜・ワカメを食べる
手っ取り早く痩せる手段として、健康に良い野菜やワカメを増やしてみてはいかがでしょうか?
私は今、朝食と昼食を自分で作っていますが、味噌汁の具を玉ねぎ、ネギ、ほうれん草、ワカメの4種類を使い分けしています。
更に玉ねぎはスライスして酢漬けにして食べていますが、いずれもテレビなどで話題の食べ物、どれだけ食べても太ることはありません。
さらに生野菜を小皿いっぱい程度、毎食食べるようにして太らない体質を作り上げました。
やや薄味にして食べ過ぎを防止する
最近テレビでも紹介されましたが、第六の味覚「脂味」が発見され、これがダイエットにも関係することが分かっています。
簡潔にいいますと濃い味覚が好きな人は、舌の「脂味」感覚がにぶくなって満腹感が得られにくく、食べ過ぎで太るようです。
逆に舌の「脂味」感覚が良い人は、薄味でも美味しく感じ満腹感が得られやすいので、食べすぎはなく痩せることが出来るということです。
以上からちょっと「薄味」することにより、食べ過ぎをなくし痩せることが可能となります。
【ご参考】
「脂味」があるかどうかは、味付けをしていないご飯を食べて美味しく感じる人は「脂味あり」、感じない人は「脂味なし」だそうです。
もし貴方が「脂味なし」になっていたら、これからはちょっと薄味にして舌の感覚を取り戻して、濃い味にしなくても美味しいと感じるようなれば、痩せやすい体質に近づけると思います。
まとめ
ここで紹介している太っている方が健康的に痩せる方法は、「大腸の健康を促進する」ことと「太りにくい食事献立」を基本としていますので、比較的簡単に生涯続けられる手法です。
大腸の健康は宿便を貯めないスムーズな排便で確立し、太りにくい食事で自然に痩せて、次第にそれに慣れていき、理想の体重に近づいたらそれを維持していくのが基本となります。
例えば、標準体順に近づいたらそれを維持することは、私が10年以上維持していることからも、それほど難しいことではありません。
そして、大腸が健康であれば、おそらく大病をしない体質に近づいていくことと思います。
※大病とはガンや内蔵疾患のことを評しています。