大谷翔平のホームラン&打点王のタイトル獲得に申告敬遠の異常な多さが障害になりそうだ。
それはタイトル争い中の選手の中で大谷のみが突出した多さであることから、単に勝つためだけではない別の悪意を感じるのだが?
大谷選手の申告敬遠回数は9月3日時点(現地時間)で21回
大谷選手の申告敬遠はとにかく異常とも思える多さであり両リーグでトップの21回です。
これは1試合で4打席打てるとすると5試合分の打席が無かった分に相当します。
大谷への申告敬遠を異常と思う根拠は、ホームラン・打点王を争う選手との比較で突出した多さであることです。
申告敬遠はホームラン・打点を阻止する最大の戦略であり、ルールで認められているとはいえ悪用も可能です。
ここに何か得体のしれない悪意を感じるのです。
目 次
ホームラン王&打点王のタイトルを争う選手の申告敬遠数
それでは大谷とホームラン・打点のタイトルを争う選手の申告敬遠を見てみましょう。
ホームラン王を争う選手の申告敬遠数
大谷とホームラン争いをする選手の申告敬遠数を以下に記載します。
1位 大 谷 エンゼルス 44本 21回
2位 ロベルト Wソックス 35 5以下
3位 ガルシア レンジャーズ 34 5以下
4位 ジャッジ ヤンキース 31 5以下
5位 ディバース Wソックス 29 6
ホームラン2位のロベルト選手の申告敬遠は5回以下(ランキング表示は無いが間違いない数値)で大谷の1/4です。
なお、ナーリーグで大谷と同じ44本を売っているオルソンでも8回の少なさであり、まさに全球団に包囲された大谷といえるでしょう。
この異常さに悪意はないと断言できますか?
プロスポーツでフェアプレーが疑われる行為は至る所でみられますからね。
打点王を争う選手の申告敬遠数
1位 ガルシア レンジャーズ 100 5以下
2位 タッカー アストロズ 99 7
3位 大 谷 エンゼルス 95 21
4位 ディバース Rソックス 91 6
5位 ブレグマン アストロズ 90 5以下
ホームランと同様に打点を争う選手の中でも大谷の申告敬遠はダントツです。
打点を稼ぐ選手はチャンスに強いわけですが、ここでも大谷は3倍の多さですよね。
勝つためと言いながら大谷にタイトルを獲らせたくない意思が垣間見えますね。
まとめ
右腕の靭帯を損傷し今季の投手を断念した大谷選手ですが、打者は続けて頑張っています。
それゆえファンはホームランと打点のタイトルを獲得することを楽しみにして応援しています。
しかし、終盤に入り申告敬遠は増えるばかり、打つ気を阻害する要因にもなり兼ねません。
正に全球団から包囲され敬遠をされる大谷ですが、残り25試合を頑張ってタイトル獲得に邁進してほしい。
頑張れ、大谷翔平!