男性の股は構造的に蒸れやすく、下着との摩擦等で赤い湿疹が発症し易いので根本対策を行わないと慢性化します。
その湿疹は、ぶつぶつ・斑点模様で痒みがありどちらも薬で治りますが、治った後の予防を的確に行わないと再発を繰り返すので要注意です。
目 次
太ももの付け根の赤い湿疹の原因は?
赤い湿疹の原因は、体の内面からの要因(主なものは食事アレルギーや皮脂分泌)と外からの要因(蒸れ・摩擦・洗剤アレルギー・細菌等)がありますが、今回は外的な要因について体験したことを紹介します。
太ももの付け根【股】の赤い湿疹の根本対策と効果
根本対策が不十分で慢性化していた筆者の赤い湿疹、何とか治したい一心で蒸れ・摩擦・洗剤アレルギー・細菌等の対策を実施しました。
そのステップは以下の通りです。
・まず市販の薬で赤い湿疹を治す
・蒸れ、摩擦、洗剤アレルギー、細菌等に対する改善策を実施する
筆者はこれらを実施した結果、1ヶ月経過後も赤い湿疹は発生していません。
この1ヶ月湿疹が出ず再発しなかったことは、ここ数年間無かったことであり本当に良かったと思っています。
以下に実施した内容を具体的に記載します。
赤い湿疹を市販の薬で治す具体例
湿疹は皮膚科の薬治療で治りますが、予防法に関する指導は殆ど無いので再発を繰り返すことが多いのです。
でも、再発を繰り返す場合、その度に皮膚科に行くのも面倒でよね。
従って、繰り返す湿疹の根本対策は自らの体験などからその要因を摘出して実施することが大切なのです。
市販薬「リンデロンVSクリーム」で赤い湿疹を治す事例
頑固な湿疹の場合は、皮膚科でも処方するステロイド薬の類似品に「リンデロンVSクリーム」があります。
この薬はドラッグストアで売っており湿疹に良く効く薬ですが、大きく広がっていなければ殆どの場合7日前後で赤い湿疹は消滅します。
但し、ステロイド薬には副作用があり長期使用は禁止されていますので、添付文書に従っての使用が基本です。
副作用はの主なものは「皮膚が薄くなる」等です。
もし、1週間塗っても効果が無い場合は、皮膚科医の受診をオススメします。
なお、筆者は非ステロイド薬も幾つか使用しましたが、治る効果の有った薬に出会っていません。
太ももの付け根【股】の赤い湿疹が治った後の予防法(3例)
赤い湿疹を治しても外的要因の根本対策をしないと再発を繰り返すのが、この湿疹の嫌なところです。
消毒石鹸で股を清潔に保つ
股は蒸れやすく細菌が繁殖しやすいので常に清潔にしておくことも大切です。
筆者の場合は、かかりつけの皮膚科が薦める消毒石鹸「ノブソープd」を使用しており、使用頻度は2日に1回のペースで股を洗い清潔にしています。(毎日は皮膚に良くないと思います)
詳細は以下に記載してありますが、宜しかったらご覧ください。
太ももの蒸れ対策はトランクパンツ
男性の股は玉があるので構造的に蒸れやすいので対策はけっこう難しいのですが、筆者は次のような対策を実施しました。
・ブリーフは密着し易いので使わない
・パンツはトランクタイプのものを使う
・サイズは股に食い込まないように1ランク大きいものを使う
・一時はパンツを履かない方法も実践しましたが・・・
パンツを履かない、これは良い対策だと思いますが、高齢者は尿漏れなどがあるので難しいですね。
それでも以上の実施で蒸れは殆ど無いですよ。
俳優の舘ひろしさんはパンツを履かないようですが、誰かが何故と聞いたら「蒸れるから」と言ったそうです。
洗濯機の洗剤・柔軟剤のアレルギー対策
一般の洗濯機で柔軟剤を使う場合、界面活性剤がパンツに少し残り繊維を柔らかくするのですが、その界面活性剤が股に接触するとアレルギー源となり赤い湿疹を発症することがあります。
従って、これを予防するためには柔軟剤を使わない洗濯法にするとか、使う場合は洗濯後に水で手洗いするなどの工夫が必要です。
筆者の場合は、「洗剤:エマール」のみ柔軟剤を使わずに洗濯をしています。
これが結構良い感じなんですよ。
白癬菌(水虫)の付着予防
股の水虫は殆ど無いのですが、足に水虫が有り爪切りなどで足を触った手でトイレに行って、股などを触ると白癬菌が付着して蒸れなどの環境によって湿疹となることが有ります。
水虫は足指の間には発症し易いですが、これは市販の水虫薬で殆ど治ります。
そして、予防法としては主に以下が上げられます。
・毎日のお風呂などで足を清潔に保つ
・お風呂マットの定期洗浄、スリッパの除菌など
・外反母趾の人は指サックなどで蒸れを防ぐ
・足指などを触ったときは他の場所を触らず直ぐ手を洗う
まとめ
男性に多い股湿疹の原因となる外的要因と治して予防する方法を、実際の体験に基づき記載しました。
この湿疹は繰り返すことが多いので根本対策をしないといつまでも悩まされることになります。
筆者の体験が参考になれば幸いです。
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