大谷翔平のMVP受賞・本塁打王を祝し、敢えて来季の課題を1点上げると?

大谷翔平 ホームラン王(MLB2023)の初タイトル、2回目のMVP受賞おめでとうございます、そして1年間ご苦労様でした。

特筆はアメリカンリーグのホームラン王(44本)獲得、これは日本人選手の初タイトルでもあり、日本人念願のタイトル獲得はMLBを目指す選手の励みにもなるでしょうね。

そして、満票でのMVP獲得も2回目であり、これはMLB初の出来事すごいことですね。

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大谷翔平のMLB2023の成績

大谷選手が投打の二刀流として活躍した2023年シーズン、打者としての成績をまとめてみました。

打 率:0.304(4位)
ホームラン数:44本(1位)
打 点:95(14位)
出塁率:0.412(1位)
長打率:0.654(1位)
OPS:1.066(1位)
得点圏打率:0.317(9位)
申告敬遠:21(1位)・・・得点圏での敬遠が多く打点の減少に繋がった

このように実に素晴らしい成績であったが、シーズン後半の申告敬遠の多さは異常であり、バットを振らないことがスイングに影響をきたしホームラン数の減少に繋がっているのは明らかです。

大谷選手への敬遠が特別多いのは、トラウトなど強打者の欠場が大きく影響しているのは明らか、個人的な成績やワールドシリーズに挑戦したい意欲があるならFAでの他球団移籍も考えねばならないと思います。

更なる飛躍を期待しての課題は1点

1昨年には46本のホームランを打ちながら惜しくもホームラン王を逃したこと、そして昨年、今年の成績の3年間を振り返れば自ずから課題は見えてきます。

大谷選手の打撃力は年々向上しているのは明らかで来年2024も成長し続けると思いますが、大きな課題が1つあると私個人は思っています。

過去3年の成績から導かれる課題とは?

大谷選手の来年の課題は1つ「9月を順調に乗り切る」ことだと思います。

過去3年間の9月の成績

【ホームラン数】
2021年:総計(46本:平均7.6本/月) 9月(2本
2022年:総計(34本:平均5.6本/月) 9月(4本
2023年:総計(44本:平均7.3本/月) 9月(0本)・・・9/4より右腕損傷でリタイヤした

以上、3年間の9月のホームラン数は平均に対して大幅に減少しており、この9月を如何にして順調に乗り切るかが大谷選手の最大の課題と思うのです。

タラればですが、1昨年の9月に月平均近くのホームランを打っていれば、タイトルは確実に獲得できました。

この9月の急激な打撃不振は、二刀流による疲れが最大の原因と言う人が殆どだと思います。

確かに試合に出場し続けるのが仕事と割り切っている大谷選手は、登板試合の前後の日も休まず打者として試合に出ます。

つまり2人分に近い出場数とも思われる出勤で休まない大谷ですから疲れて当たり前です。

一流の投手は登板を中4日で行っていて4日間は休みますからね。

大谷選手の2024年の課題

大谷選手は8月23日(現地時間)の登板中に右ひじの違和感があり2回途中で降板、後に右肘靭帯の損傷と判明しました。

その結果、9月19日に右肘靭帯の手術を行い手術は成功、来年2024年はシーズン開始から打者としての出場は可能となるようです。

しかし、投手の方は2025年になるとのことで来年は二刀流が無いことになります。

このことは打者としての来年は、二刀流による疲れは起こりえないことになり、今年以上の成績が期待できると思います。

しかし・・・

2024年の課題は9月の敬遠増による打撃への影響を少なくすること

来シーズン2024年は打撃のみに専念することより、過去の9月よりは圧倒的に疲労が軽減されるだろう。

しかし、大谷選手が所属するチームによっては申告敬遠が圧倒的に多くなる可能性がある。

その時に如何にして打撃への影響を軽減するかが課題となります。

1試合で2回も申告敬遠されれば、その分バットを振らないことになりますから当然打撃への影響は出るはずです。

残念ながら私は克服法を知りませんが、来年の9月大谷選手は何本のホームランを打つのでしょうか?

過去の成績から6本以上打てば克服したと言えるでしょう。

さて、来シーズンはどこで活躍するのでしょうか、期待して応援します。

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