昨今の電気・ガス料金の値上げは家計を大きく圧迫しておりますが、我が家は省エネ作戦を実行し昨年以下の支払額で済んでいます。
電気・ガスの省エネは、小さな改善策の積み重ねですが、塵も積もれば山となる考えで実行しています。
目 次
電気・ガスの省エネ作戦の成果
令和4年の東京電力の値上げ率は年後半から大きくなり、標準的な家庭の支払額は約30%増えています。
また、プロパンガスの料金もそれに近い値上がり率となり、我が家の支払額も11月~12月の平均では、電気が29%増、ガスは5%増でした。
そこで今年(令和5年)に入り急遽、省エネ作戦を実行した結果、昨年を下回る支払額となり大きな成果を出すことが出来ました。
電気・ガスの支払額と対前年比率
我が家は賃貸マンション3LDK(6畳x3)で3人家族、3部屋を1人づつで使用しています。
電気の使用は、主にエアコン3台、暖房ヒーター2台、冷蔵庫、IHクッキングヒ-ター、電子レンジ、温水洗浄便座、簡易トイレ、テレビ2台、そして照明等によるものです。
また、ガスはお風呂と給湯のみに使用しています。
以下に令和4年と令和5年の電力・ガスの支払額を示します。
令4年1~3月平均 令5年1~3月平均 対前年比率(%)
電気支払額(¥) 16,259 13,947 86
ガス支払額(¥) 12,442 12,039 97
支払額は昨年との比較で電気は86%(14%減)、ガスは97%(3%減)に減らすことが出来、思った以上の成果が出ました。
では、具体的にどのような省エネ対策を実施したのか、以下より紹介します。
電気の省エネ対策
まず電気の省エネですが、エアコン、お風呂、リビングの照明等で実施しました。
エアコンの設定温度の見直し
エアコンは6畳の2室とリビングに合計で3台ありますが、設定温度の見直しを行いました。
賃貸マンションは鉄筋コンクリート作りであり、1戸建てと異なり保温効果は比較にならないほど優れています。
例えば真冬の場合、以前住んでいた1戸建は6℃ぐらいまで下がったが、いま住んでいるマンションは12℃ぐらいしか下がりません。
これを踏まえてエアコンの設定温度と暖房の快適さを確認して、各部屋の温度設定を見直しました。
・家内使用の6畳(北側)のエアコン設定温度 23℃⇒22℃
・私が使用の6畳(南側 ) 〃 22℃⇒20℃
・リビング(12畳) 〃 23℃⇒22℃又は21℃
私は自分の部屋にいる時(テレビ鑑賞、読書など)は、厚手の服装と足から腰まで薄手の布団を掛けて防寒対策をしています。
お風呂使用時の節電
お風呂の節電は、着替え場(洗面所)の暖房ヒーターと照明が対象です。
・暖房ヒーターは最初に入る人が1000Wに設定し、後から入る人は600Wに
設定変えを行います。
この場合、洗面所の室温がやや下がりるので、お風呂から上がった後の身体拭きは
風呂場内でやれば寒くなく行えます。
・照明は洗面所とお風呂場の2個、着替え中もお風呂場に居る時も1個しか点灯しません。
※以前は2個とも点灯していました
リビングの照明節電
リビングには照明が2個(どちらもLED)あり夕食が終わった後は3人共自分の部屋に行きますが、この時のリビングの照明は1個点灯し常夜灯にしました。
※以前の照明は1個点灯し、全灯にしていました。
ガスの省エネ対策
ガスはお風呂と給湯のみの使用ですが、こちらはお風呂のみの対策を実施しました。
・私は一番最後にお風呂に入りますが、前に入った家族が出たら声をかけてもらい
湯が冷めないよう直ちに入るようにしました。
・以前は追い焚きをほぼ毎日行っていましたが、殆どやめています。
継続的な課題
令和5年4月頃から更なる値上げが行われるようで、我が家のような(夫婦は年金生活)低所得者には家計の圧迫が目に見えています。
従って、今後も省エネに取り組み、出来るだけ無駄使用を避けねばならないと思います。
そして、テレビの無駄、夏場の冷房など小まめな見直しをやってきました。
まとめ
電気・ガスの値上げに対処するため小まめな省エネを実行し、令和5年1月~11月の支払額は前年度を下回った。
電気支払額(¥):対前年比80%(20%減)
ガス支払額(¥):対前年比94%(6%減)
実施した省エネ対策は、小さな積み重ねですが1つでも参考になれば幸いです。
・
【関連記事】