ナスは夏野菜の代表的なもので、家庭菜園として多くの方が育てていますが、低温に弱いのをご存知ですか?
夏野菜にはナス、キュウリ、ピーマン、トマトなどがありますが、最も寒さに弱いのがナスで、ナス栽培で失敗の原因は寒さによるのが一番多いのですが、このことを知らない人が結構多いのです。
関東地域は寒さに要注意
夏野菜の代表の一つであるナスを栽培するため5月の連休中に苗を買う人がいますが、まだ寒い日もある関東周辺ではちょっと早いかもしれません。
連休中に苗の植え付けも盛んに行われていますが、苗も小さいものが多くナスには厳しい時期なんですよ。
私の散歩コースでは、連休中に植え付けが終わった家庭もありますが、充分お防寒対策をしていないナスは寒さのために痛むことが多いのです。
これはナスが寒さに弱いことを知らず、防寒をしないので失敗するのです。
5月連休の苗ナスの植え付けは防寒対策が必須
気温が高い関西方面は大丈夫かもしれませんが、関東地方なら5月初旬に苗を植える場合で防寒をしないと、苗がダメになったり、たとえ育ったとしても収穫は極端に減少します。
せっかく植えた苗を寒さのために失敗するのは残念ですね。
ナスは概ね5月初旬から半ばに植え付ける場合は、土をブラックシートで防寒し、更に苗全体を風や寒さから守る防寒対策が必要です。
これを行った上で適正な肥料などの施しを行えば、1株平均で25個程度の収穫が得られます。
また、上手くいくと1株で35~40個の収穫出来る場合もあります。
5月初旬から半ばにナスの苗を植える場合は、防寒対策が必要であることを覚えてくださいね!
追記
もしも防寒が大変でやりたくないという方は、例えば関東地域であれば、だいぶん地面も暖かくなっている5月20日~25日当たりで苗植えをすると、生育も良くなる可能性が高いです。
そして、その日に合わせて土作りや肥料の埋込みを準備しておけばいいでしょう。
なお、この時期に販売されているナスの苗も大きく育って丈夫ですから痛むことも少ないですよ。