きゅうり・なす・ピーマンをたくさん収穫する方法|コツは土作りと肥料・剪定など

夏野菜(きゅうり・なす・ピーマン)を育てる季節が近づきましたが、筆者が実践済みのたくさん収穫する方法をご紹介します。

きゅうりは苗1株当たり100本以上、なすは30個以上、ピーマンは150個以上の収穫が期待できる育て方であり、昨年うまくいかなかった方や初心者の方の参考になればと思い記載しました。

スポンサーリンク

きゅうり・なす・ピーマンも努力しないとたくさん収穫できない

夏野菜の中でもきゅうり・なす・ピーマンは簡単に育てられると思われがちで多くの家庭で栽培されてますが、たくさん収穫できる方は恐らく50%に満たたないと思います。

筆者の近所でも5家庭ぐらい育てていますが、立派な背丈に成長し多くの収穫をしているのは2家庭ぐらいしかなく、うまくいかない家庭は毎年同じ失敗をしています。

これからもきゅうり・なす・ピーマンといえども、やっぱりそれなりの勉強・工夫・努力をしないと美味しい野菜をたくさん収穫することはできないのです。

きゅうり・なす・ピーマンをたくさん収穫する方法

夏野菜の育て方でポイントになるのは肥料を含めた土作りが第一、そして苗の選定、ナス・ピーマンの初期は防寒、水やり、剪定などがあります。

ただ、肥料を含めた土作りはきゅうり・なす・ピーマン共に同じ方法でOKなので面倒くさいことはなく、一回覚えてしまえば毎年同じ方法でたくさん収穫できます。

きゅうり・なす・ピーマンの土作りと肥料の施し方

夏野菜の代表であるきゅうり・なす・ピーマンを育てるには、最低限以下の環境が必要です。

・苗1株当たりの面積は60cm x 60cmが必要で、深さは40cmぐらい掘れること
・日当たりは5時間/日以上が望ましい(西側の畑でも充分作れます)

これから紹介する方法は、関東でいえば5月10日頃の苗植え開始のペースで実践したものであり、例えば関西であればもう少し早い開始になると思います。

では苗植えの事前準備として重要な肥料と土作りは、以下に詳細(当ブログの別ページ内)を記載してありますのでご覧ください。

きゅうり1株の収穫量を100本以上にする育て方。コツは肥料と摘心!

もう一度書きますが、肥料と土作りはきゅうり・なす・ピーマン3種類とも同じ方法でOKですよ。

もし、この方法に不安が有る場合は1株でも良いので試してみてくださいね。

苗の選定・防寒・水やり・剪定などの方法

【苗の選定】
苗の選定はたくさん収穫する上でとても重要であり、幹・茎の丈夫そうな苗で30cmぐらいの高さのものを選びましょう。

例えば、4月下旬から5月初めに発売されている苗は細くて背丈の小さいものが多いので購入を慌てず、2~3回販売店に出向き選んでください。

幹・茎の細い苗は、筆者の経験では収穫量が少なくなることが多かったです。

防寒

きゅうりは防寒しなくても大丈夫ですが、なすとピーマンは苗を植えて背丈が50~60cmぐらいになるまでは防寒した方が良いでしょう。

防寒しないと苗の成長が悪くなったり萎れてダメになることもあります。

水と肥料の関係

水やりは土の乾燥状態を観て適度にやることが必要ですが、土の中には肥料が施されているので急激な水やりと降雨によって肥料が流されることがあります。

この肥料の流されを防止するには、土作りと肥料施しが終わった後にブラックシートで土を覆い、その後に苗の周囲に小さな穴を適度に開けて(釘・ゴルフのティーなどを使う)、降雨や水やり時の水量を調整します。

加えて苗の周辺には雑草又は麦わらなどを置いて、水量の調整や夏の直射日光による地熱の過剰な上昇を防ぎます。

主枝の作り方と脇芽の除去及び摘心

きゅうり・なす・ピーマンをたくさん収穫するには、主枝を何本にするか、脇芽の除去や摘心をどのようにするかで大きく収穫に関わってきます。

きゅうりの場合は主枝は1本のみで脇芽の除去や摘心も殆ど必要ありませんが、なすとピーマンは3本主枝が収穫量が多いのでオススメです。

それぞれの詳細は以下に記載(当ブログの別記事)してありますので宜しかったらご覧ください。

まとめ

夏野菜のメインであるきゅうり・なす・ピーマンをたくさん収穫する方法をご紹介しています。

これらの野菜もそれぞれ特色があり、それなりの工夫をしないとたくさん収穫することが出来ず、労多くして益なしになりかねません。

特に初心者の方や毎年育てているが上手くいかない方に、以前の私のように失敗を繰り返さないためにと思い、この記事を投稿しました。

是非、1株でも試して頂ければ幸いです。

Visited 48 times, 1 visit(s) today
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする