WBC強化試合で大谷翔平選手が放った2本のホームランは、昨年以上の進化が見えて2023年も大いに期待できると思った。
このホームランは観客だけでなく選手も圧倒したようですし、テレビではホームランの映像が何回も流され大谷フィーバーになっている。
でも、大谷選手は高校時代から自身がレベルアップするために明確な目標を持っていたので、今年のスイングはその過程の表れではないかと感じた。
打者として大リーグで成功する条件とは
私はアマチュア野球の経験は30年以上、その経験を踏まえ独善的で且つ勝手な考えで以下記載していきますが、参考になるかは各自のご判断にお任せます。
打者として大リーグ(MLB)で成功するには、投手の球速が異常に速く、しかも変化するボールが多いのでボールを引き付けて打たないと良い成績が出せない。
そのためには、スイングに以下の3つの条件が必要となる。
・スイングスピードが速い
・スイングが強い
・詰まっても飛ばせるためにスイングアークが大きい
目 次
MLBで打者として成功するために必要な体力
MLBで打者として成功するには上記に3点のスイング条件を上げたが、それを成し遂げるには強靭な体力が必要です。
当然ながら大谷選手は百も承知であり、自身の体力強化のトレーニング法は出来ています。
でも、いくら体力があってもスイングの3条件を知っていなければ、条件の2つぐらいで終わってしまい、MLBで成功できず日本に帰った選手は数多くいます。
でも、昨年の試合を殆どテレビで観戦した私には、今年は明らかに更なる進化をしたと見えました。
【2022年成績】
打率:0.273 ホームラン:34本 打点:95
スイングの速さ、強さ、スイングアークの大きさ、全てが昨年を上回っており今年は怪我さえなければホームラン50本はいけると予想します。
WBC強化試合(対阪神)での2本のホームランは選手を圧倒
WBCメンバーである西武ライオンズの山川選手が、自分との差に圧倒され冗談でしょうが「野球をやめたい」言わしめたほどの凄いホームランでした。
1本目のホームランは、ストレートを捉えらず追い込まれた中での落差のある素晴らしいフォークボールを片膝を付いて右手1本で打ったものです。
センターフライかと一瞬思いましたが、大きなフォロースローでボールはセンター中段まで飛んでいきました。
正に技あり、スイングアークの大きさが決め手となりましたね。
これをテレビなどで崩されたスイングと言う人がいましたが、大谷は背が高く引き付けて打つのであの形でないとバットが届かないのです。
つまり普通の形でスイングすれば空振りです。
なお、ストレートが捉らえられなかったのは、時差ボケのせいでと大谷選手は言っていましたね。
2本目のホームランは、昨年より進化したスイングの3条件を満たした凄いものでしたね。
スイングの速さ、強さ、スイングアークの大きさは、肩の回転スピードの速さがベースとなり凄みを感じました。
これが詰まってバットが割れていてもホームランにする条件なのです。
画像は鮮明ではないですが、バットのヘッドの位置、右肩の位置を見れば解りますがスイングアークの大きさは昨年より上回っています。
山川選手は、これらを見極め自分に一つでも取り入れる気持ちがあれば、前記のような嘆き節は出ないのではと思いました。
大谷選手に学ぶのもトップレベルに近づく近道
いま発展途上にある若い方は、トップレベルを目指すなら大谷選手の姿勢は大いに参考になると思います。
打者として目指すスイングは、
・スイングスピードが速い
・スイングが強い
・詰まっても飛ばせるためにスイングアークが大きい
但し、体を鍛えながらでないとこのスイングには到達しないので要注意ですよ。
体を鍛えて振って振りまくりましょう。
ゴルフスイングもほぼ同様
ゴルフ歴30年以上で70歳でも250ヤード飛ばしていた経験から、ゴルフスイングも基本的には野球と同じです。
飛ばす条件は、スイングスピード、強さ、スイングアークの大きさです。
アマチュアであってもこの3条件を意識してスイングの練習をしていけば、飛距離においては同僚に負けることはないと思います。
70歳ぐらいまではいけますが、但し、こちらも体を鍛えながらですよ。
なお、ゴルフは飛ばすだけではなく、方向性も重要な要素なので兼ね合いも大切に。
まとめ
WBCの強化試合での大谷選手の2本のホームランは、新たな進化に遭遇したと感じる素晴らしいものでした。
1本目は体力の更なる向上と技の進化、2本目はスイングスピード・強さ・スイングアークの大きさの進化でした。
これを見て今年はホームラン50本はいけそう、期待が持てそうです。
少しでも参考になれば幸いです。
私が予想したホームラン50本果たして!