新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが店頭から消えて買えない状態が続き、一時的にトイレットペーパーやティッシュペーパーが消え、除菌・消毒剤なども消えた。
また、感染拡大で注目されのは、ライブハウスやジムなど密閉された空間に多数の人が集まることが、より感染しやすいことも分かってきた。
従って、日常の生活において、これらは幾つかの教訓を示唆しており、ウイルス感染の危機管理として活用していかねばと思っている。
目 次
マスク・トイレットペーパー不足などからの教訓
マスクは近くのドラッグストアやスーパーで1ヶ月ぐらい買えない状態が続いている。
これは中国などからの輸入率が約80%の商品で、中国が輸出禁止をしたので品薄はしばらく続くと思われる。
トイレットペーパーやティッシュペーパーも一時的に店頭から消えたが、これらは殆どが国産品なので品薄の解消は早いだろう。
日用品の品薄からの教訓
マスクは危機管理から言えば、あまりにも国産比率が低いこと、自給率を高めるため国策として考えるべきかもしれない。
【マスクの危機管理】
マスクは非常食と同様の考えが必要と思われるので、今は難しいがコロナが終息してマスクが店頭で買いやすくなった時点で、1人1箱(50~60枚入り)程度を常時在庫するようにしたい。
ただ、マスクがこれだけ欠乏しているのは国産化率が低いこと、この問題に対して政府もテレビのコメンテーターも殆ど触れないが鈍感なのか?それとも言えない理由があるのか?
危機管理的には国産化率をアップすべきである。
【追記】
どうやら政府も国産品の生産能力アップに動いていたようで、シャープなど数社企業の新規製造の支援をしたようだ。
遅まきではあるけど自給率を増やし、中国に首根っこを押さえ込まれないようにしなければならない。
そして将来的には、コロナ終息時の需要減少時における対策も考えておかねばならない。
いまマスクはコロナ騒ぎ以前と比べ価格は5~10倍になっているが、自給率を高め緊急時のマスク不足を解消するために、私たち国民は2倍程度の価格アップは認めて、国産品を擁護しなければならないと思います。
安ければ輸入品(中国品)でもよいと放任していると、いざという時には法外な値段で買わざるを得ず、時には命を落としかけない事態も起こり得ることを肝に命じなければならないと思います。
【トイレットペーパー、ティッシュペーパーの危機管理】
こちらは国産比率が高いのでマスクほどの危機管理は必要ないが、トイレットペーパー10ロール、ティッシュペーパー10個程度の常備を考えたい。
マスクやティッシュペーパーの使用量を減らす工夫をする
マスクの使用料を減らす
私は就寝時の喉の保護のためマスクを使用していましたが、就寝時は手製のキッチンペーパーマスクを使用して、通常のマスクは外出時のみ使用することにしました。
ご参考⇒マスクがないので代用になるものを探した-キッチンペーパーなど!
ティッシュペーパーの使用料を減らす
従来は何気なくティッシュペーパーを使用していましたが、品薄になったので必要に応じて、ティッシュを4等分に切って使うようにしています。
また、花粉症で鼻水が何度も出ますが、ティッシュペーパーはなるべくつかわず、洗面所で洗い流すようにしています。
新型コロナウィルスの感染予防
私たち夫婦は高齢で糖尿病患者なので感染すると重症化しやすいから、コロナには感染してはならないと思っており、その予防には感度を高めています。
感染に対して鈍感にならないこと
今回のコロナウィルスの感染拡大とその影響を見るにつけ、以外に鈍感な人が多いことが分かる。
熱があるのにジムに行って感染を広めジムを休止に追い込んだり、ライブなどは感染しやすいと分かっているはずなのに行って感染し、働いている職場を休止させるなど、この時期もう少し感度を上げて自重すべきと思われるケースが多く見られた。
もし、自分が感染したら家族、職場、保育士なら子供と保育所、介護者なら高齢者や介護施設などに、どれほど影響を与えるかと考えて欲しかったと。
これほどのケースがあってもまだまだ鈍感な人はいますよね。
身近では介護施設の送迎を担当している運転手さんなどに、マスクの未着用者がいる。
どこかで運転手さんが感染したニュースもありましたが、私から見れば鈍感ではないかと思うのですが。
また、高齢でありながら病院の待合室でマスクをしていない人を結構見かけますが、これも鈍感だなと思います。
私は、そのような人たちになるべく近づかないようにしています。
【追記】
PCR検査で陽性になり一時自宅待機を要請された50代の男性が「ウイルスをばら蒔いてやる」と言ってパブなどに行き感染させたこと、これも事の成り行きを想定できない超ド級の鈍感者ですね。
また、関西の市役所職員が熱があるのにマスクもせずに約10日間出勤していたとは、そしてマスクはコロナに効果がないなどと自分勝手な言動も超ド級の鈍感者で、これから軽率な行動への報いを受けると思われます。
つい最近では、ヨーロッパの感染拡大国(イタリア、フランス、スペイン)などに旅行して、感染して帰ってくる鈍感な人が増えています。
例えば、3月中旬まで感染者を出していなかった青森、茨城、岡山などの初感染者は、これらの国からの帰国者である。
当人が自重していれば防げた感染であり、入国後2週間隔離をしなかった行政の甘さ、鈍感さが感染拡大を引き起こしている。
なぜ中国武漢からの帰国者(飛行機チャーター)と同様の2週間隔離を行わないのか、疑問が残る鈍感さである。
混雑するところには極力出かけない
現在は3月中旬、北海道、愛知、大阪、兵庫などでは、ライブ、ジム、介護施設、保育所などでのクラスター感染拡大している。
これらはいずれも室内で多くの人が混雑する場所、このような場所にはなるべく近づかないようにして感染予防をしていきます。
ただ、家内は週2回のペースでデイサービに通っているので、状況によっては休止も考えねばと思っています。
企業の感度不足が一千人もの自宅待機者を生む
これは茨城県の初感染者のケース、世界で第2位の感染国イタリヤからの帰国者(仕事で出張)に対して、会社側はコロナ感染の疑いも危機管理も行わなかった。
当事者は微熱がありコロナの兆候がありながら数日出勤、その後にまた発熱で陽性を確認、会社は一千人もの自宅待機者を出すことになった。
このように一流企業でもコロナ感染に感度が低く、感染拡大の火元になっている。
茨城のこれからの感染拡大を危惧しています。
まとめ
今回のコロナウィルス感染拡大は、まだ序の口かもしれませんが、私たちに多くの教訓を残しています。
例えコロナが終息しても、何年後かには又新しいウイルスの驚異は出てくる下と思います。
私たちは喉元すぎれば忘れてしまうことが多い人間、少しでも教訓を生かし次の脅威に備えておきたいものです。