ある日、娘が私のズボンを指差し尿も漏らしたようなシミがあると指摘されました（汗）
それは薄い紺色のズボン、股の周辺がより濃い色に変色しておしっこを漏らしたようになっています。
しかし、自分は尿を漏らした覚えは無い、何故だろうと考えてみると思いつきました。
これは湿疹のため塗っている軟膏の油が染み付いたもので、洗濯機で普通に洗濯したのでは落ないことがわかりました。
目 次
シミは他の衣類にもあった
軟膏の油がズボンのシミになるということは、その内側に履いているパンツにもシミがあることになります。
いま履いているパンツは濃紺ですが、よく見ると確かにありました。
この油のシミは湿疹には良くないかもしれないので古い物は捨てて、新しいものは油落としの方法を見つけなければと思いました。
衣類の油落しにチャレンジ
衣類の油落としについてネットで調べてみると、いろいろな方法が記載されていますが、やはり簡単で安く出来る方法を選び試していきたいと思います。
温水に浸け後に洗濯機にかける
これは温水に浸けて脂分を抜き出し、仕上げ洗いとして洗濯機にかける方法です。
温水でのトランクパンツの油落とし
まず、数多く使う小物のトランクタイプのパンツから試してみました。
パンツは直接肌に触れるので油のシミも多めになっており１～２日で洗濯をしていますが、普通の洗濯ではシミは落ちません。
油落としの手順
【前処理】
・給湯器（４０度に設定）よりバケツに温水を入れる
・パンツを温水に浸し少しかき混ぜる
・沸騰した温水を適度加えてバケツ内温水の温度を上げる
・２０分ぐらいしたら棒などで少しかき混ぜ、浮いた油を除去する
・３０分ぐらいしたら浮いた油をもう一度除去する
・パンツを手洗いして取り出す
【仕上げ洗い】
上記で取り出したパンツを洗濯機で通常洗いを行う
【評価】
今回洗ったパンツは灰色なので落ち具合もよくわかりますが、だいたい７０％ぐらいは落ちた
ように見えました。
ただ、温水だけの前処理では、これぐらいが限界かもしれません。
セスキ炭酸ソーダを使ってズボンの油落とし
例えば、自宅で洗える程度のズボンならクリーニングに出さず油落としをしてしまいたいですね。
そこで今回は衣類の油落としに効果があると言われている「セスキ炭酸ソーダ」を楽天から購入して試してみることにしました。
実際に購入したセスキ炭酸ソーダ５kg
楽天で購入し開梱したセスキ炭酸ソーダ５kgがこれです。
前処理「温水+セスキ炭酸ソーダ」１５分での油落としの手順
【前処理】
・給湯器（４０度に設定）よりバケツに温水を入れる
・セスキ炭酸ソーダを大サジ半分ぐらい入れてかき混ぜる
・ズボンを温水に浸し少しかき混ぜる
・１０分ぐらいしたら棒などで少しかき混ぜ、浮いた油を除去する
・１５分ぐらいしたらズボンを取り出す
【仕上げ洗い】
上記で取り出したズボンを洗濯機に入れて、水３０リットルに対しセスキ炭酸ソーダを大サジ１杯入れて通常の洗濯を行う。
【評価】
だいたい９０％ぐらい油は落ちたけど、油は数ヶ月染み込んだものなので前処理時間がもっと必要なのかもしれない。
前処理「お風呂の残り湯+セスキ炭酸ソーダ」での油落としの手順
前回の失敗を改善するため今回は、お風呂の残り湯（３９～４０度）にセスキ炭酸ソーダを加えて一晩浸け置きすることにしました。
【前処理】
・お風呂の残り湯をよりバケツに入れる
・セスキ炭酸ソーダを小サジ半分ぐらい入れてかき混ぜる
・油汚れのズボンを温水に浸す
・一晩浸け置きする
・翌朝に取り出す
【仕上げ洗い】
洗濯機にズボンを入れてセスキ炭酸ソーダを大サジ１杯（水３０リットルに対し大サジ１杯）入れ通常の洗濯を行う。
【評価】
一晩浸け置きしたおかげで油はスッキリ落ちました。
今回は、お風呂の残り湯を使い一晩浸け置きする方法をとりましたのは、私はお風呂が遅く（午後１０時半頃）直ぐ寝てしまうのが習慣なので、このようにしたわけです。
おそらく浸け置きは２～３時間でも効果があると思います。
まとめ
湿疹用の軟膏には油が含まれており、ズボンやパンツにシミとして残り、通常の洗濯では落ちません。
そこで衣類の油お取しに効果があると言われる「セスキ炭酸ソーダ」を試してみました。
その結果、一つの方法ですが、前処理としてお風呂の残り湯にセスキ炭酸ソーダを混ぜて一晩浸け置きし、仕上げ洗いとして洗濯機に衣類を入れて、セスキ炭酸ソーダを水３０リットルに対し大サジ１杯入れ、通常の洗濯で油がキレイに落ちることが分かりました。
お風呂の残り湯の使用は、水とガス代の節約にもなり、これからもこの方法を続けていくつもりです。
参考になれば幸いです。
追記：お風呂の排水管の掃除にも効果的
私がいま住んでいるのは経年２０年以上の賃貸マンションですが、お風呂の水抜きがスムーズに出来ません。
排水溝の詳細構造はまったく分かりませんが、排水溝はお風呂と洗い場が繋がっているので洗い場の排水口から水が逆流して溢れ出すのです。
たぶん、流れが悪くなる原因は、体の垢や抜けた髪などかヌメリなどでしょう。
そこで「セスキ炭酸ソーダ」を湯船にパラパラと撒き、洗い場の排水口にも排水しながら撒いたところ、なんと１０秒ぐらいでスムーズに流れるようになりました。
恐るべき「セスキ炭酸ソーダ」、とても手間が省けました！
【おすすめの記事】