この度、家族の事情で一戸建てから賃貸マンションに移転しました。
選んだマンションは各部屋がバリアフィリー、3LDKの割に安い家賃、ネット回線使用が無料など幾つかメリットがありました。
但し、築25年と古いので幾つか問題もトラブルもありましたので、参考までに紹介しておきます。
目 次
賃貸マンションへの移転当初のトラブル
マンションを下見した時に床の傷などは事前に見つけられますが、移転して使用してみないと判らないトラブルもあります。
電話回線の接続部の腐食
長年使っていて固定電話が古くなったので「SHARP JDG-56」を購入し、NTTに移転手続きをして初期設定を行った。
しかし、電話は通じず「カイセン オウトウナシ」のメッセージが出るばかり。
そこで操作マニュアルに書いてある幾つかのトラブル対策をやってみましたが、状態は変わりませんでした。
何をやっても電話は通じないので、最後はNTTの故障担当まで電話して(0120-444-113)、翌日に修理に来ました。
修理担当の方は、受話器を取って何か確認してからマンションの電話回線を見てきますと言って外へ、5分程度しても戻ってこないので外に行くと、玄関脇の電話回線ボックスを開けて作業をしていたので聞いてみると、私の部屋の回線接続部が腐食しているので、交換すると言うではないですか。
どうやら前に住んでいた方は固定電話を使っていなかったようで、腐食は私たちが使用することになって判明したことになります。
このマンションは海から100mぐらい近い所にあるので、塩害による腐食だとのことでした。
修理代は無料でしたが、開通するまでには結構な手間と時間がかかり、安いマンションゆえかなとも思いました。
室内に多数のキズ有り
築25年、しかも室内のメンテにお金を掛けていないようで、床や柱などに多数のキズがありあました。
キズは使用に差し障るものは殆ど無いので、入居チェックで記載はしましたが、修理の依頼はしませんでした。
ドアノブのハンドルが落ちる
入居して1日目にリビングの内側のドアノブのハンドルが落ちたのには驚いた。
よく見てみるとネジの緩みとノブを接着する部分の剥がれのようだ。
そのままでは使えないので、まず緩んだネジを増し締めして、ハンドル部をしっかり締め付けました。
そこで他のノブも緩みがないか調べてみると、もう一箇所緩みがありましたので、こちらも増し締めをしました。
これでしばらくは使えそうですが、また緩むと思うのでマンションの管理会社に連絡し、接着剤を塗布してもらいました。
網戸の変形が2ヶ所あり
ベランダ側にあるガラス戸の外側にある網戸が変形して、ガラス戸を開けると一緒に開いてしまう。
これも修理を依頼したが、どうやら地震などで少し変形したようで、他の部屋でも同様な変形が発生しており、修理は出来ないとのこと。
まあ、大きな問題ではないので、そのまま使用することにしました。
畳がフワフワで柔らか過ぎる
私が寝起きするのは6帖の和室、その畳がフワフワで柔らかすぎるのには驚きました。
それは以前住んでいた家の畳は、26年経過しても硬くてしっかりしていたからで、フワフワの畳には何か(机、椅子、タンスなど)を置くと凹んでしまい、跡が付いてしまうからです。
どうやら畳の質が違うようで、これも入居チェックで指摘しておきました。
入居チェックと写真撮影
賃貸物件では入居チェックを必ず行うようになっています。
特に古い物件ではキズなどが多いので念入りにチェックして、自分の責任でないことを明確にしておくことが大事である。
そこで私たちは写真を撮って残すことにしました。
これで、退居する時の現状復帰の費用が自分の責任でないところで増えるのを防止することができます。
駐車場に植えられた木の枯れ葉と鳥の糞害
駐車場に高さ5mぐらいの木が植えられており、そこに雀などの鳥が数十羽も留まり騒ぐことがよくありました。
これにより車に枯れ葉と鳥の糞が落ちるので賃貸マンションの管理業者に木の伐採を依頼しました。
そしたら費用が数万円掛かるのでマンションのオーナーが伐採に難色を示していると言うので、以前持ち家の時に安価で伐採してくれた便利屋を紹介した。
そしたら直ぐ木を伐採してくれたので車への枯れ葉と糞害が皆無になった。
まとめ
賃貸マンションを借りる時は、事前の室内チェックを充分に行い、不具合や傷などがあった場合は書類で提出し、転出するときの現状復帰費用を自分の責任のみにすることが重要です。
そのためには写真撮影をして証拠を残しておくことを忘れないようにしましょう。
特に建物が古い物件のものは、不具合や傷が多数あるケースもあり要注意です。
なお、賃貸物件では床、柱、その他にキズを付けない気配りが必要であり、例えば床にキズを付けないために、机や椅子の脚下にキズ防止シートを貼ることもかんがえましょう。
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