しじみの砂抜きに始めて挑戦するときは、失敗しないかと不安がありますが、ほぼ100%成功する方法をご紹介します。
しじみは美味しく栄養がありますが、食べたとき1個でも「ジャリッ」とくれば、もう二度と食べたくないと言う人もいるでしょう。
そんな思いをしないために、砂抜きがほぼ100%成功する方法とコツをご紹介します。
しじみの砂抜きを始めたきっかけ
私がしじみの砂抜きを始めたのは、車椅子生活で料理が出来なくなった家内が、しじみ汁を食べたいと言ったのがきっかけです。
シジミは多くの栄養成分を含み鉄分も多いので、貧血気味の家内には最適な食べ物でもありました。
しじみの砂抜きの方法とコツ
しじみの砂抜き法は、多くの方がネットに投稿していますが、全てが同じというわけではなく微妙に異なります。
ここで私が紹介する方法は、上記の方々と共通する部分と異なる部分がありますが、私が実施してほぼ100%砂抜きに成功した手法です。
砂抜き前に準備するもの
砂抜きを始める前に以下を準備します。
・しじみ
・大きめのバット又はボール(フライパンでもよい)
・金網のザル
※金網のザルは下部に突起がありバットなどに密着せず砂が抜け易い!
・水1リットル(500mlペットボトル2杯分)
・塩7g
しじみの砂抜き
1.塩水の作成(1リットルの水に7gの塩を入れて0.7%塩水を作る)
大きめのバット又はボール(フライパンでもよい)に水1リットル入れ、7gの塩を加えてかき混ぜ0.7%の塩水を作ります。
2.しじみを重ならないようにザルに並べて塩水に入れる
金網のザルにしじみが重ならないように並べて塩水に浸しますが、この時しじみの上部が1/3ぐらい塩水から出るように調整します。
※しじみが塩水にスッポリ浸かってしまうと窒息死してしまうので。
次にしじみが吐いた砂が隣のしじみの口に入らないように、口側が向かい合わないように並べ変えます。
3.アルミホイルでカバーする
しじみが砂を吐くときに塩水が跳ねることもあるので、アルミホイルでカバーします。
なお、暗くすると砂をよく吐くという説もあります。
4.塩水での静置と取り出し水洗い
そのまま3~4時間静置してからザルを取り出します。
取り出したら殻に付いた砂などを取り除くため、ザルに水を流しながらもみ洗いをします。
5.旨みを増すための常温放置
上記の後、直ぐにでも料理をして食べられますが、しばらく放置すると旨みがますので、私はこの方法で食べています。
水洗い後もしじみをザルに乗せ、キッチンペーパーを水に濡らして、しじみにフワッと被せて3時間放置します。
これでしじみ汁などにして食べていますが、とっても美味しいです。
まとめ
美味しくて栄養のあるしじみ、ほぼ100個の砂抜きをやって1個の「ジャリッ」もなく美味しく食べた手法を紹介しました。
コツは塩水に浸すときに「口側を向かい合わせにしない」ことと、「砂出し後の水洗いをしっかりやる」ことです。
そして、3時間らい常温放置すれば旨みが増して美味しく頂けますよ。
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